(宗吉)この店をお前に譲ろうと思ってな。
(南)えっ?大将。
女将さん。
ありがとうございます。
行こう。
(美子)うん。
あ…じゃあまた。
(宗吉)おう。
(照代)はいはい。
(ため息)
(照代)継いでくれるかしらね。
俺らの思いは伝えたよ。
(宗吉)あとはあいつ次第だ。
人生何があるか分かんねえもんだな。
ええ。
(戸が開く音)・大将!いらっしゃい。
・やってる?はい。
・「普段から」・「メイクしない君が」・「薄化粧した朝」・「始まりと終わりの狭間で」・「忘れぬ約束した」・「花束を君に贈ろう」・「愛しい人愛しい人」・「どんな言葉並べても」・「真実にはならないから」・「今日は贈ろう」・「涙色の花束を君に」・「涙色の花束を君に」どこ行こうか?映画にする?ああ…。
それかどこかでおしゃべりするだけでもいいけど。
なあ美子。
うん?俺のためにおみおつけを作ってくれないかな?いいけど…私が作るより大昭さんが作った方がおいしいと思うわ。
そういう事じゃねえんだ。
えっ?だからおみおつけを作ってくれっていうのはその…毎日俺のために作ってくれって事で…。
それって…。
結婚しよう。
お母さん。
常子さん。
美子さんを僕に下さい。
(常子)ふつつかな妹ですがよろしくお願い致します。
(君子)よろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
おめでとうよっちゃん。
おめでとう美子。
南さん。
ありがとう。
かか。
とと姉ちゃん。
ありがとうございます。
フフフ。
次の休日2人を祝うためのささやかな宴が開かれました
(たまき)わぁ〜。
(鞠子)たまき駄目よまだ食べちゃ。
分かってます。
みんなで一緒に「頂きます」するんでしょ?
(水田)偉いねえたまきは。
アハハハハ!でも本当によかったの?披露宴やらないで。
うん大昭さんと話し合って。
これからお店の家賃とか経営とかいろいろお金がかかるからためとこうって。
あんなに自分が結婚する時は派手な式にしたいって言ってたのに。
何だか今更派手なのも恥ずかしいわ。
2人がそれでいいならいいけど。
そうそう。
2人がおつきあいするきっかけって何だったんですか?きっかけは…ポテトサラダ。
ポテトサラダ?森田屋さんには何度も行っててで大昭さんの事も知ってたんですけど話した事はなくて。
その日私おなかがすいてて取材終わりにごはんを頂いたんです。
そのごはんの付け合わせにあったポテトサラダが今までにないくらいおいしくて。
感動して宗吉さんに聞いたら大昭さんが作ったって。
付け合わせは作らせてもらってたんです。
その時大昭さんと初めて話したんです。
私がポテトサラダおいしかったって言ったら大昭さん「研究のかいがあった」ってうれしそうにしてて。
何かそういう料理の腕にもほれたけど…。
フフフ…。
付け合わせとはいえ熱心に研究してる姿に引かれたって訳ね。
そうはっきり言われると恥ずかしいけど…。
南さんは美子さんのどこに?俺はただ…美子が料理を食べている時の顔が幸せそうでいいなあって…。
アハハハハ!く〜っやけるねえ!熱い!フフフ。
ごちそうさま。
たまきもお料理が上手な人と結婚したい。
うん。
まだ早いよ結婚なんて。
当たり前よ!何むきになってるの?あっご…ごめん!つい…。
水田さん顔が怖かったです。
南さんよっちゃんおめでとうございます。
乾杯!
(一同)乾杯!
(拍手)おめでとう。
おめでとうございます。
では頂きますか?頂きます。
(一同)頂きます。
おいしい。
それで住まいはどうするんですか?2人で団地を借りたんです。
団地か。
じゃあこの家はかかととと姉の2人っきりになるのね?ええ。
あの…。
以前常子さん言ってましたよね?えっ?いやあの…いずれ大きな家を建てたいって。
ああはい。
その日が来たらその家に僕たち家族も一緒に住まわせてもらえませんか?えっ?鞠子ずっと言ってたんです。
お母さんが心配だって。
常子さんもお仕事で家を空ける事もありますからその間一緒にいられればと。
そんな気を遣わないで私に。
あっいえいえあの…僕としても仕事で遅くなってたまきと鞠子が家で2人でいるよりお母さんと一緒にいて頂いた方が安心ですし。
ありがとう。
ありがとうございます。
そんなふうにおっしゃって頂いて。
じゃあ…いずれは一緒に?ええ。
こちらこそ是非よろしくお願い致します。
ありがとうございます。
ありがとうとと姉。
かか。
フフフフ。
俺たちもいいですか?えっ?美子とお義兄さんが言ってたような事話してたんです。
うん。
だけどいいの?2人きりでいたいと思うかもしれないわよ。
いいのいいの。
そうなったらその時に決めればいいんだし。
ねっ?うん。
何だか夢みたいな話ね。
そうですね。
でもそうなったら楽しいでしょうね。
フフフ。
まずは大きいおうちね。
そうそう。
とと姉お願いしますよ。
(一同)お願いします。
承りました。
働き続ける。
頑張る。
・ごめんくださ〜い。
あっ私が。
はい。
はい。
あぁ〜!
(鉄郎)おう久しぶりだなあ。
え〜!うそ…。
えっ…。
何だよ冷てえなあ。
久しぶりに会った叔父さんだぞ。
もっと温か〜く出迎えられないもんかねえ。
いやだって…ず…ずっと音信不通でこんなふうに突然現れたらみんなこうなりますよ。
もう…心配してたんですよ!今までどこにいたの?
(鉄郎)まあまあまあまあ。
んな事よりよお前らびっくりさせてやる。
(鉄郎)あ〜こっちこっちこっち。
嫁の幸子だ。
(一同)えっ…。
奥さん…?
(幸子)初めまして。
小橋幸子です。
初めまして。
いつ結婚なさったの?もう7年も前かな。
ええ。
あ〜そうだったの。
叔父さんが結婚…。
何だよ。
そんな驚く事でもねえだろ。
いいから上げてくれよ。
長旅で疲れちまったよ。
ほら上がろうぜ。
はい。
お邪魔致します。
よいしょ。
すみません。
お邪魔致します。
これ土産な。
…ってもう飯食ってんのか。
そんな事より聞きたい事がいろいろと。
ああこの米か。
うちの田んぼで作ったんだ。
盗んだんじゃねえぞ。
うちの田んぼ?叔父さん農家なの?おう新潟の魚沼ってとこでな。
新潟なら…。
私が結婚する時も新潟の住所に招待状を送ったわ。
お〜鞠子も結婚したのか。
おめでとう。
ありがとう。
…いいから。
どうして返事くれなかったのよ。
何年前の話だよ?8年前。
あ〜…だったら無理だな。
そのころはハタハタ漁で失敗してそれどころじゃなかったからなあ。
うん。
相変わらずだったのね。
でもだからって10年以上音信不通にしなくたって…。
そうよ。
清さんだって戦後落ち着いてから手紙くれるようになって今では年賀状も…。
だったら俺も言わせてもらうけどなこっちだってお前らの事気になってたんだぞ。
あんなに張り切って雑誌を出すだの言ったのに全然本屋で見かけねえしな。
何をおっしゃってるんですか?雑誌はずっと出してましたけど。
俺が待ってたのは「スタアの装ひ」だよ。
この前新聞に常子が出るまでまるで気付かなかったんだからな。
ああ…あの新聞見て来て下さったんですか。
まあみんな元気そうで何よりだ。
いやはやどうなるのでしょう。
美子と南を祝う会は…
生字幕放送でお伝えします2016/09/16(金) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 とと姉ちゃん(143)「常子、小さな幸せを大事にする」[解][字][デ]
公開試験を終え、常子(高畑充希)は日常を取り戻す。そんな折、南(上杉柊平)が美子(杉咲花)に求婚する。その祝いの最中、音信不通だった叔父の鉄郎(向井理)が現れる
詳細情報
番組内容
公開試験を終え、常子(高畑充希)たちは安息の日々を取り戻す。そんな折、宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)は南(上杉柊平)にキッチン森田屋を継いでくれないかと申し出る。快諾した南はそのまま美子(杉咲花)にプロポーズ。突然の告白に驚く美子だが、素直に受け入れる。鞠子(相楽樹)や水田(伊藤淳史)とともに美子のお祝いをすることになった常子たち。すると、音信不通だった叔父の鉄郎(向井理)が嫁を連れて現れて…
出演者
【出演】高畑充希,木村多江,相楽樹,杉咲花,ピエール瀧,平岩紙,上杉柊平,伊藤淳史,向井理,【語り】檀ふみ
原作・脚本
【作】西田征史
音楽
【音楽】遠藤浩二
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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