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時代をうつす茶道具展

09月17日 12時24分

時代をうつす茶道具展

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時代の移り変わりによって色や形を変えてきた茶道具の展示会が、名古屋市の美術館で開かれています。
この展示会は、名古屋市の昭和美術館が開いていて、会場には、美術館が所蔵してる茶わんや香炉などの茶道具、48点が展示されています。
「赤楽茶碗」は安土桃山時代につくられたもので、赤一色の素朴な作りは、千利休による「わび茶」の精神が反映されています。
また、江戸時代後期に人気を集めた香を入れる器、「交趾黄鹿香合」は、鮮やかな緑色と茶色で鹿が描かれていて、時代が移り変わって色彩豊かな道具が好まれるようになったことがうかがえます。
昭和美術館の学芸員、後藤さち子さんは、「時代によって変化する美意識を感じながら、器の色や形などを見て楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は、12月4日まで開かれています。

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