09月17日 09時28分
9月19日の「敬老の日」を前に津市の小学校で子どもたちが身近なお年寄りが振り込め詐欺などの被害にあわないよう呼びかけるカードを作りました。
これは振り込め詐欺などの被害が高齢者を中心にあとを絶たないことから、孫の世代の力で被害を防ごうと警察の要請を受けて津市の南立誠小学校で行われました。
子どもたちはまず、担任の先生から、三重県の振り込め詐欺などの被害は去年1年間で約6億円にものぼることなどを学びました。
そのあと子どもたちは警察が作った「だまされないで!電話でお金の話は、詐欺!!」などと記されているカードに「詐欺に気をつけてね」とか「家族や警察に相談して」などのメッセージを書き込みました。
作ったカードは9月19日の「敬老の日」にあわせて身近なお年寄りや家族に手渡すということです。
メッセージを書いた5年生の女の子は「不審な電話があったら家族や警察に相談するよう連休中におばあちゃんに伝えたいです」と話していました。
三重県警察本部生活安全企画課の中川達也犯罪抑止対策室長は「メッセージカードをきっかけに家族で詐欺の被害防止について話し合ってほしい」と話していました。
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