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【プロ野球】

大谷21日のソフトバンク戦先発へ 球数制限解除で逆転Vへ

2016年9月17日 紙面から

 いよいよ“二刀流”が本領発揮だ! 日本ハム・栗山英樹監督(55)が16日、ソフトバンク2連戦(21、22日、ヤフオクドーム)で、大谷翔平投手(22)のリミッターを“フル解除”する可能性を示唆した。

 頂点を懸けた戦い。最後の直接対決で、まずは21日の初戦に投手・大谷が先発予定。この試合から過去2戦で設けられていた球数制限が解除される。

 7月10日のロッテ戦で右手中指にできたマメの影響で先発登板から遠ざかり、7日のロッテ戦で2イニング1失点、38球での先発復帰。13日のオリックス戦も87球と制限下での登板だった。ただ、栗山監督は「次は制限がないから」と明言。さらにはDHを解除して打席に立つ“リアル二刀流”の可能性もあり、フルスロットルで臨む構えだ。

 くわえてもう1つの制限も解除する。栗山監督は「体が大丈夫かを確認してから。その時の状況を見て」とした上で、翌22日の代打などの野手出場について「それも考えてはいる」と話した。

 大谷は新人時代の13年に登板翌日の代打出場が一度あるが、“リアル二刀流”翌日の野手出場となれば初となる。勝敗次第で17日にもソフトバンクに優勝マジック10が点灯するが「最後の最後に上に立っていればいい」と大谷。2本の刀を抜き、歓喜の秋へと突き進む。 (中田康博)

 

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