伊沢健司
2016年9月17日08時57分
原発事故後、飯舘村から避難していた繁殖用の雌牛4頭が16日、自ら生んだ子牛や孫牛を連れて、5年3カ月ぶりに村の牛舎へ戻ってきた。震災前、福島県内有数の畜産地帯だった飯舘村では、3世代の「里帰り」に、村再興への期待が膨らんでいる。
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猪苗代町の県農業総合センターの牛舎。16日午前、飯舘村の繁殖農家の山田長清さん(65)の13頭の牛たちが、次々とトラックへ乗り込んだ。このうち4頭は2011年6月に村から避難させた牛だ。
あれから5年3カ月。4頭から子牛、そして孫牛が生まれ、今回、計13頭の大所帯での帰郷となった。
2時間以上かけて、牛たちと一緒に村に到着した山田さんは農家の仲間から「お帰り」と迎えられ、照れくさそうに「やっぱり、自分の牛舎に牛がいるのは、うれしいね」。
原発事故で、村は11年4月に…
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