14日に30代の芸妓との不倫で謝罪会見した中村橋之助【拡大】
歌舞伎界の名門、成駒屋の一大事を見守るように、三田の到着に合わせて雨が降り出した。
午後1時過ぎ、姿を現した梨園の妻は傘を差しながら報道陣に対応。
「この度は芸事以外で多大なるご心配、ご迷惑をおかけいたしまして本当に申し訳ございません」と14日に30代の芸妓との不倫で謝罪会見した夫に続いて頭を下げた。
10月に大名跡、八代目中村芝翫を襲名する直前での橋之助のスキャンダルに、三田は「今一度夫婦で立ち返ってよく考える時間を神様に与えていただいた」と前向きに解釈。騒動後もこれまで通りタレント業と梨園の妻としての仕事をこなしながら、時間の合間を見て関係各所におわびに出向いているが、「この通り変わらず元気」と笑顔で強調した。
この日、雨中で会見したのは襲名披露興行の打ち合わせで訪れた稽古場の前。かつて橋之助の父・七代目中村芝翫さんの自宅だった建物だ。先代が雨男だったことを引き合いに、三田は「父が『もっと気を引き締めて頑張らねばいかんぞ』ということと『敦子(三田の本名)は会見でドキドキだろうから』と私を守ってくれた雨」と天国の義父に感謝した。