復興へ被災地めぐる「ツール・ド・東北」始まる 宮城
k10010690251_201609171307_201609171308.mp4
東日本大震災からの復興を支援するため、津波で大きな被害を受けた宮城県の沿岸部を自転車でめぐる大会が17日から始まりました。
「ツール・ド・東北」は、震災からの復興を支援しようと毎年、この時期に開かれていて、宮城県の沿岸部の石巻市から気仙沼市にかけて自転車でめぐります。ことしは、17日と18日の2日間、18キロから211キロの7つのコースに分かれて行われ、全国からおよそ3700人が参加する予定です。
このうち、津波で大きな被害を受けた石巻市の牡鹿半島を1周する100キロのコースにはおよそ200人が参加し、沿道では、近くの仮設住宅の住民などから声援が送られていました。
このコースには、4か所に「語り部ステーション」が設けられ、参加者が、地元の人たちから震災当時の様子や被災地の現状を聞くことができるようになっています。
千葉県から参加した教師の女性(35)は「被災地の復興の役に立ちたいと思い、毎年、参加しています。自分で見て聞いたことを学校の子どもたちにも伝えていけたらと思います」と話していました。
このうち、津波で大きな被害を受けた石巻市の牡鹿半島を1周する100キロのコースにはおよそ200人が参加し、沿道では、近くの仮設住宅の住民などから声援が送られていました。
このコースには、4か所に「語り部ステーション」が設けられ、参加者が、地元の人たちから震災当時の様子や被災地の現状を聞くことができるようになっています。
千葉県から参加した教師の女性(35)は「被災地の復興の役に立ちたいと思い、毎年、参加しています。自分で見て聞いたことを学校の子どもたちにも伝えていけたらと思います」と話していました。