『笑顔』が生まれる『笑顔』で育む色彩の玉
お手玉が心と身体のバランスにとても良いという事を研修会で教えて頂きましたので、さっそく、幼稚園でもやってみようということになり、保護者の皆様にお手玉作りのお声を掛けさせて頂きました。今のところ、110個も集まり、皆様のご協力に感謝申し上げます。
〜お手玉について〜
お手玉は、形やルールなど違いはあるものの、古来より世界的に親しまれてきた伝承遊戯の一つです。日本においても、奈良時代にインド・中国を経て、伝承され、親しまれてきました。テレビゲーム等、子ども達の遊具もデジタル化が進み、「ゲーム脳」という言葉がとりだたされるようになった今、改めてお手玉の良さが見直されています。お手玉の効果として、
♦「動体視力を養う」
♦「反射神経を養う」
♦「処理能力を養う」
♦「老化、認知症予防」
♦「ストレス解消」
があるとされています。
また、日本大学院の森昭雄教授は「お手玉をやったことにより、実際にゲーム脳が回復した」と、ゲーム脳対策としてお手玉を推奨しています。「心と身体のバランス」と言う言葉のように、無理なく楽しく遊びたいと思います。
ゲーム脳とは・・・脳の中で35%を占める前頭葉の中に前頭前野(人間の挙程の大きさで、記憶・感情・集団でのコミュニケーション・創造性・学習、そして感情の制御や犯罪の抑制をも司る部分)という、様々な命令を身体全体に出す司令塔がある。この司令塔が、ゲームや携帯メール、過激な映画やビデオ、テレビなどに熱中しすぎると働かなくなる。これがいわゆる「ゲーム脳」と呼ばれる状態である。前頭前野が発達しないと、「キレやすい」人格となる。
年長組のお友だちがお手玉に挑戦しました。