サムスン 新型スマホ 米で約100万台リコール

サムスン 新型スマホ 米で約100万台リコール
アメリカの消費者製品安全委員会は、韓国のサムスン電子が先月発売した新型のスマートフォンについて、バッテリーから火が出るなどの報告が寄せられていることから、アメリカ国内でおよそ100万台のリコールを行うと発表しました。
この問題は、韓国のサムスン電子が、先月、アメリカや韓国などで発売した新型のスマートフォン「ギャラクシーノート7」のバッテリーから火が出るなどの報告が相次いで寄せられたものです。
これについて、アメリカの消費者製品安全委員会は15日、記者会見を開き、サムスンがアメリカ国内で販売したおよそ100万台のリコールを行うと発表しました。
委員会によりますと、サムスンにはアメリカ国内でこの製品のバッテリーに関する問題の報告が発火した事案を含めて92件寄せられているということです。
この製品をめぐっては、アメリカで連邦航空局が、飛行機に乗る際には手荷物として預けず、機内では電源を切るとともに充電も行わないよう呼びかけるなど影響が広がっていました。
これについて、サムスンは15日、インターネット上で、「アメリカの消費者製品安全委員会と協力して、リコールに対応したい。この製品の電源を切って使用を取りやめ、速やかに交換してほしい」というコメントを発表しました。