帰省ラッシュで車を運転しなければならない渋滞地獄だ。
昨年、サムスン交通安全文化研究所が発表した「秋夕連休、安全運転不履行・交通事故分析結果」によると、過去7年間に帰省の道で起きた交通事故のうち、33.5%が突然の車線変更などの乱暴運転だったという。
また、韓国道路公社によると、去る2014年の秋夕連休中に高速道路に捨てられたゴミは、一日平均23トンで、平日の13.4トンよりも71.6%も増加している。ストレスの溜まり具合が伝わってくるデータだ。
ストレスが溜まるからからか、秋夕シーズンには夫婦ゲンカも多発するという。ある調査によると、秋夕連休明けの離婚率は普段の20%、夫婦ゲンカは60%も増加するらしい。
京畿道南部地方警察庁によると、昨年の秋夕連休期間、管轄内における家庭内暴力の申告件数852件となり、普段の53%も増加していたこともわかった。
ただでさえ、「怒り調節障害」が増えていると指摘される現代韓国人だけに、過度なストレスは毒にしかならないというわけだ。
(参考記事: 韓国成人の半数以上が“怒り調節障害”…理由なき事件・事故が急増中)
若者たちの間ではアルバイト志願者も増加
秋夕に帰省から逃れるために、アルバイトを入れる若者も少なくないとか。