ニュース詳細
“ふんで迷惑”猫に有害物質
09月16日 13時39分
ことし3月、札幌市白石区で有害な化学物質を混ぜたエサを与えて野良猫を殺したとして、近所に住む39歳の会社員の男が「動物愛護管理法」違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、札幌市白石区の39歳の会社員の男です。
警察によりますと、男はことし3月下旬、札幌市白石区の自宅の敷地内で、猫1匹に有害な化学物質のエチレングリコールを混ぜたエサを与えて殺したとして、動物愛護管理法違反の疑いがもたれています。
エチレングリコールは、主に車のラジエーター内を循環させる液体として使われていて、摂取すると吐き気やおう吐を引き起こす有害な化学物質です。
男は警察の調べに対して、「野良猫のふんに迷惑していた。自宅のまわりにおけば猫が近づかなくなると思ってやったが、死ぬとは思わなかった」などと供述し、容疑を認めているということです。
男の近所ではことし2月から3月にかけても不審な状態で死んでいる猫が5、6匹見つかっていて、警察はこの男が関わった疑いが強いとみています。
北海道のニュース
新着ニュース