人生つらいから死にたくなるんや。
死に放題やったら何かにつけて人は死ぬ。
その数は年々増えているとも言われている。
死にたくなるって思うこと自体は悪いことじゃない。
なぜ生きているのか、もっと前向きに考えよう。
人生で最高に死にたくなったのは、人に裏切られた時。
裏切られたというか、そんなことってある?という感じの出来事。
あの時は本当にやばかった。
消えたかったね。
やばいなぁと思った。
体が死にたがってた。
信号待ちの時、車に吸い寄せられる感覚。
電車のホームで電車に吸い寄せられる感覚。
バイクに乗りながらこのまま事故死とかしないかなと思ってた。
居場所がなかった。
さすがに自分でもかなりヤバイと思った。
死にたかったけど死ぬ勇気なんてないわけよ。
死ぬこともできなかったわけよ。
仏教の本を読んだり、禅の本を読んだりもしまくった。
スピリチュアル系の本もたくさん読んだけど、ブッダが一番いいよ。
ブッダはいまでいう心理学者だ。
いろいろ考えて思ったのが、生きてても死んでてもそんなに大差はないってこと。
ただ状態が変わるだけ。
死んでも終わりじゃない。
同じ問題はまた繰り返される。
簡単にいうと因果応報ってやつだ。
他人に期待しすぎたのかもしれない。
自分も悪いところがあったのだろう。
自分が正しいと思っていたのかもしれない。
君は間違ってる。
僕も間違ってる。
誰も正しくなんかない。
いたるところに不完全が存在している。
完璧なんかどこにもない。
完璧なのは永久機関である宇宙だけだ。
ぼくたちは毎日のようにエラーを起こす。
今日も誰かが誰かを傷つける。
時間もあったから映画もよく観ていた。
木更津キャッツアイははまった。
主人公は余命半年と宣告された。
「死ぬのは怖い」そんな迫真のシーンもあったけど、主人公のぶっさんは仲間たちとただ楽しく過ごしながら、そして死んでいった。
一生懸命生きて、笑って死んでいった。
「普通が一番」というメッセージが心に残っている。
笑ったり泣いたりしているうちに元気になっていた。
死にたいって思うのは仕方ない。
どうせいつかは死ぬ。
どうせなら、くだらなくても自分が社会的に無価値でも、夢がなくても、普通に泣いたり笑ったりして生きたい。
そんな風に思えるようになってから、時々は死にたいなって思うけど、死のうとは思わなくなった。
毎日おもしろおかしく生きたい。
普通が一番
それだけ。