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【スポーツ】

[ラグビー]パナソニック・山田 10人制でも世界驚かす!

2016年9月15日 紙面から

ブリスベン・グローバルテンズでの健闘を誓う山田(前列左から2人目)らパナソニックの選手たちとディーンズ監督(後列右端)=東京都港区のオーストラリア大使館前で(大友信彦撮影)

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 最強王者が世界に挑む!! 来年2月に開催されるラグビーの国際10人制大会「ブリスベン・グローバルテンズ」(オーストラリア・ブリスベン、サンコープスタジアム)の創設会見が14日、東京都港区のオーストラリア大使館で行われ、日本から出場するパナソニックのロビー・ディーンズ監督(57)とWTB山田章仁(31)ら主力選手8人が出席。山田は「エキサイティングな試合になる。楽しみです」などと新設の世界大会への抱負を語った。

 トップリーグ(TL)の最強王者が世界に打って出る。パナソニック、日本代表、そしてサンウルブズのエース山田は「10人制は7人制と15人制のちょうど真ん中。ポジションにとらわれずに動くという僕の強みを出せる。走って当たって、エキサイティングな試合になりますね」と目を光らせた。

 大会はニュージーランドを拠点とするイベント会社「デュコ」が、豪州クイーンズランド州とブリスベン市の支援を受けて企画。当初は日本代表やサンウルブズの参加を求めたが実らず、パナソニックに打診したところ、ディーンズ監督からOKが出たという。同監督は「10人制はほとんどのチームにとって初めてだし、シーズンを終えたばかりのわれわれにはチャンスがある」と勝機ありの様子だった。

 大会には日本代表のFB五郎丸歩(30)をはじめ、世界のスター選手が数多く所属するフランスのトゥーロンも出場する。「五郎丸はもちろんだし、他にも日本代表やトップリーグでプレーした選手がたくさん出そう。楽しみです」と山田。パナソニックが日本選手権決勝まで進出した場合、大会までの準備期間は1週間しかないが、同監督は「そうなるといいね(笑)」。その目はTL、日本選手権、グローバルテンズの3冠獲得を見据えていた。(大友信彦)

 

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