蓮舫民進党代表 新執行部発足へ調整急ぐ

蓮舫民進党代表  新執行部発足へ調整急ぐ
k10010689871_201609170600_201609170606.mp4
民進党の蓮舫代表は、党の役員人事について、幹事長への起用が決まった野田前総理大臣とともに、国会対策委員長などほかの主要ポストの調整を急いでいて、来週、新たな執行部を発足させたい考えです。
民進党の蓮舫代表は、党の役員人事について、16日の両院議員総会で、党運営の要となる幹事長に、野田前総理大臣を充てる人事案を示し、了承されました。野田氏は「自分の政治人生の落とし前をつけるつもりで、火中の栗を拾う決断をした。蓮の花を下で支えるレンコンになったつもりで、徹底して下支えする決意だ」と述べました。

蓮舫氏は、政務調査会長や国会対策委員長など、ほかの主要ポストについても、16日に決めたいとしていましたが、調整が難航したことから提示を見送りました。蓮舫氏は、野田氏と協議しながら主要ポストの調整を急いでいて、代表代行に安住国会対策委員長と、細野元環境大臣を充てる方向で調整を進めるとともに、江田代表代行の留任も検討しています。また、国会対策委員長に、代表選挙で前原元外務大臣を支持した山井国会対策委員長代理の昇格を検討しています。

蓮舫氏は、政務調査会長などのポストについても調整を進めたうえで、来週、改めて両院議員総会を開いて、新たな執行部を発足させたい考えです。