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【プロ野球】

有原が背信8失点 日本ハム陥落

2016年9月15日 紙面から

日本ハム−オリックス 3回表、追加点を許し、マウンドの有原(左から2人目)のもとに集まる日本ハムナイン=札幌ドームで

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◇オリックス11−1日本ハム

 オリックスは先発全員の16安打11得点で大勝した。1回に吉田正の2ランと園部の適時打で3点を先行。その後も吉田正の9号3ランなどで着実にリードを広げた。日本ハムは有原が6回途中8失点で自身6連敗となる9敗目を喫した。

 日本ハムは最下位オリックスに圧倒され11失点での完敗。9日から守っていた首位の座をソフトバンクに奪われ、2位に転落した。栗山監督は「反省すべきは反省して、しっかりやっていく」と悔しさを押し殺すように振り返った。

 誤算だったのはチームトップの10勝を挙げている先発有原。疲労を考慮されて3日に出場選手登録から外れ、この日が復帰登板だったが初回に崩れた。吉田正に2ランを浴びると、園部には左翼線への適時打を許しいきなり3失点。3回に園部、若月の適時打で再び3失点。6回に先頭打者から3連打を浴びて降板した。

 有原は「結果が全てなので、試合をつくれず申し訳ない気持ちしかありません。序盤からリズムを崩してしまいました」と反省した。8失点、被安打14はともにプロワースト。散々な内容だった。

 白星は2桁勝利を挙げた7月22日が最後で、これで6連敗とトンネルから抜け出せない。今季の躍進を支えた有原の終盤戦での不調は大きな不安要素だ。指揮官は「次に生かしてくれると信じている」と祈るように話した。

 

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