2016-09-16

はてこの嘆願書がひどいのは

はてこの嘆願書がひどいのは、大阪市ヘイトスピーチ条例恣意的引用していること。

このことは下記ブログで指摘がなされている。

アイヌ民族尊重の呼びかけに関する請願書」の内容について

http://shohei.hatenadiary.jp/entry/2016/09/14/223724

はてこはこの指摘について、「削除ではなく一部引用だとか、リンク先で全文を確認できるようにしてある」などと述べて釈明した。(※1)

しかし、ソースへのリンクが貼ってあれば恣意的引用をしてよいということはない。リンクが貼ってあるとしても、そのソース確認しない読者は多い。これはまとめサイトでよくあることだが、引用編集のやりかた次第では捏造だし、印象操作をおこなって読者をあざむくことができる。

もっとも今回の引用にあたって、はてこの意図がどうだったかからない。不都合な部分を隠すような「一部引用」には印象操作目的があったと見られても仕方ないが、その悪意を追及するのは水掛け論になってしまう。

それでまあ、彼女がそのことを故意ではない、過失でもない、そもそも捏造印象操作に当たらないからセーフという100%の正当化をするつもりなら、あの引用箇所を修正するべきではない。それなのにこの指摘を受けた後、ちゃっかりと修正していた。自分のやったことが正しいと思うなら、このような姑息修正をするのはおかしい。(※2)



ところで、もしかして、はてこはこの問題を指摘したブログ無視しているのだろうか?

上記のブログは180以上のブクマが付いているし、ホットエントリにも入っている。はてこは恐らくここから指摘を受けて、自分ブログでこの問題について釈明をおこなったのだろう。

それにもかかわらず、彼女が釈明をおこなっているエントリ内には指摘元のブログへのリンクを貼らず、名前を出さず、先方の存在をまるっきり無視しているかのようだ。これはいくらなんでも失礼である。(※3)

アイヌがどうとか差別がどうとかい問題以前に、彼女のやっていることは不誠実すぎるし、それを指摘されたときの事後対応もまずいと思う。




※1 「まとめて返信」http://kutabirehateko.hateblo.jp/entry/2016/09/15/073000

※2 はてこは嘆願書エントリの追記欄でこの修正について報告をおこなっていない。彼女嘆願書修正するときには、追記欄で報告することもあるようだが、この件では報告をしていない。なぜなのか。批判やり玉にあげられたこの箇所を修正する場合にこそ、はっきりとした理由説明と報告が必須だと思う。

※3 はてこが上記ブログを読んでおらず、べつのから同内容の指摘を受けたという可能性が微レ存

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