諸々見ているうちに、永遠とホワイトソースを食べているように胸焼けしてくる。
何が言いたいかというと、結局は概念だとかではなくて見てくれが良い人間が勝つのだろうということだ。
極論を言えば美術品よりも、見てくれが良く生まれる方が大事であるのかもしれない。
正直、色々と見るために行く冬のヨーロッパへの旅行へ行く気がますますなくなった。
元々ヨーロッパ旅行に充てるカネというのは、自分の酷く深いにきび痕が大量にへばりついたドロドロな皮膚やらの醜い容姿をましにするために貯めていたカネなのだ。
持病でできるか、できないかもわからないし皮膚は医者がみても良くなるとは言っていないような印象すら感じる。
ソラノヲトの聖地になっているクエンカに勢いで行きたくなり、高校時代仕方なく一緒にいたブサイクで趣味が合わない友人を誘ってしまった。
ただ、やっぱりあれこれ見ても結局は見てくれに行き着く。
ブサイクな友人はとても乗り気だから、旅行をやめようとも言えない。
会計上、美術品というのは一定の価値があれば減価償却する必要がないらしい。
それくらいしか芸術というのは価値がなくて、結局見てくれがよくて楽しく生きれたらいいのかもしれない。
容姿が良くなりたい。