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好きなマンガやアニメを紹介!雑記も書いちゃう元キモオタKY野郎の謎ブログ

いよいよ明日公開映画『聲の形』!!マンガは面白かったが映画は…?

アニメ マンガ


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いよいよ明日、9月17日公開の映画「聲の形」。
現在公開中の映画「君の名は」「シン・ゴジラ」に続く期待作品として話題となっている。


原作は週間少年マガジンで連載され、全7巻の単行本が発売されている作品だ。

今回はこのマンガについて個人的に思う所があるので語りたいと思う。







『聲の形』あらすじ

とある小学校に通う男の子・石田将也(いしだしょうや)。

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クラスではおちゃらけ担当で所謂ガキ大将的存在で、クラスメイトと毎日わいわいと遊んでいました。

ある日、いつもと変わらぬ生活を送っていると一人の女の子が転校生としてやってきます。
彼女は西宮硝子(にしみやしょうこ)。

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硝子は自己紹介をする際、おもむろにノートを取り出し、ページをめくりました。

「はじめまして。西宮硝子といいます。」
「わたしは皆さんとこのノートを通して仲良くなりたいと思っています。」
「どうかわたしと話すときはこのノートにおねがいします。」
「耳が聞こえません。」

硝子は音を聞き取る事のできない聴覚障害のある女の子だった。

硝子が転校してきた事をキッカケに、今まで楽しかったクラスはどこか歯車が合わない感じがした。
それを心良く思わなかったクラスメイトは硝子をいじめの標的にし始める。
特に将也のいじめは酷く、補聴器を捨てる、筆談ノートを捨てる、ゴミをかけるなど硝子に執拗にいじめを繰り返した。

そんないじめ繰り返していたある日、事件が起きる。
事件をキッカケに将也は、今まで仲の良かったクラスメイトとの関係から孤立してしまう…。

硝子はこの件を機に転校。
残された将也にクラスメイトは虐めの責任を全て擦り付け、硝子の代わりに将也を虐めの対象にし始めた。


それから数年。
高校生になった将也だが、未だ硝子の件から抜け出せないでいた。
硝子さえ転校してこなければ俺はこんな事にならなかった。
そんな気持ちから殻に閉じ籠る将也だった。

しかし、殻に閉じ籠った将也の中である気持ちが芽生えていく。
硝子にしてしまった事への後悔。
西宮にもう一度会いたい

今度こそちゃんと…、西宮と話をするんだ!


というプロローグから始まる。

全7巻として現在発売されているこの作品。
連載前にはマガジンで読み切りとして掲載され、その際(良い意味で)問題作として紹介された。
マガジン編集長は紹介の熱気が凄く、こんなツイートを残している。





このツイート見て、僕はいつもは買わないマガジンを買いに行きましたよ笑

マンガの位置づけはどこなんだろ?
人間模様を描いたマンガか、恋愛マンガになるのかな。






将也と硝子、二人に自分を重ねてしまった

このマンガを読んだ人のレビューを見るとだいたいが「涙流した」「感動した」といったコメントで溢れていた。
ではどんなところに?という質問には「将也の成長」「硝子のけなげさ」「二人の恋愛」といったところが大半だった。

今回僕は、記事冒頭で話した通り「個人的に思うところがある」と書いたのでその話をしたい。

実は僕も生まれつき耳が聞こえない。硝子と同じ聴覚障害持ちなのだ。
といっても硝子とは違い片耳だけが聞こえないので、車やバイクの免許なども普通に取れた。
日常生活では聞こえない耳の方から話しかけられると全く聞こえない、もしくは聞こえ辛いといった感じなので、「無視されてると思ってた」と良く言われる。
まぁそれなりに聴覚障害故の弊害を受けている。

マガジン編集長のツイートを見て購入まで至ったため、このマンガが聴覚障害のコがヒロインと知るのは読んでからだった。
読んで思ったのは「自分が片耳だけでも聞こえる事に単純に嬉しかった」。
いや、「両耳が聞こえない事を想像してゾッとした」の方が正しいかも知れない。

小学生の時の自分を思い出してみると、先生からクラスメイトには耳が聞こえない事は伝えられていた。
僕は体格や身体能力に恵まれている事もあってか虐められる事はなかったが、両耳が聞こえないか体格に恵まれていないしたならば、この様な虐められ方をされていたかも知れないと想像し、硝子の強さに涙を流した。
聴覚障害である事をクラスメイトに自分から話せないような奴に、硝子の強さは眩しすぎた。


将也と重ねてしまったというのは、そんな心の弱い自分を護る為に友人を虐めていた事があるからだ。
今思えば不思議なクラスだったのだが、中学1年の時の僕のクラスでは必ず誰か1人が虐められていた。
虐め対象は固定ではなく、クラスの中心人物が「あいつムカつかない?」と思ったら「あいつ」は虐め対象となるのだ。
突発的なモノなので期間は1週間とかそこらだが、今思えば異常な空間だったと思う。

自分が虐められるのは嫌だから「友人」を虐めの対象者として置いておく。
昨日まで一緒に帰宅してた友人を次の日シカトしなければならないなど日常茶飯事だった。

虐めもしたし、虐められもした。
もしあそこで「こんな事もう止めよう」と一言伝える事ができたら何か変わってたのかなと今更ながら思う。
その時のクラスの「友人」で、今でも友人として居る人は一人も居ないしね結果的に。
将也はそれを取り戻そう(伝えよう)と硝子に会いに行く姿に、当時自分には足りなかったモノを思い知らされた。


ちょっと自分に酔ってる臭い話をしてしまったが、これが僕が実際読んで思ったこと。






マンガの感想もちゃんと述べるよ!!

将也は虐めれられた事で初めて相手の気持ちに気づけたのかな。
小学校・中学校は人の成長を育てる期間で最も重要な場面だと僕は思う。
その長い期間をかけ出した将也の「硝子に会いに行く」という考えは間違っていないんじゃないかなと思う。

でも硝子の親やその周囲の人から見たら二度と現れてほしくなかった人だよね。
硝子は強かったから良かったけど、普通の人ならトラウマものだと思うし…。
それも多分将也はわかって会いに行ってるから本当に強くなったなと思った。
硝子と会話する為に手話を覚える姿なんて、虐めて失わせてしまった硝子の過去を取り戻そうとする為ですもんね。
そう考えると色々言われると思う(実際硝子の親にはめちゃくちゃ言われる)が頑張ってほしいと思える。

マンガ前編は主に将也の成長が描かれていて、後半は硝子の成長が描かれていると感じた。
映画ではどこまで作るのか分からないが、二人の成長をぜひ手に取ってみてほしい。

予告編観るかぎりだと最終話までやりそうだけど、詰められるのかな…






『聲の形』映画情報

キャスト

石田将也を演じるのは入野自由さん!!

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西宮硝子を演じるのは早見沙織さん!!

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お二方も大好きな声優さんで、入野さんは今現在放映中の映画「君の名は」で監督を務めている新海誠監督の別作品「言の葉の庭」で主人公の声を担当している人気声優。
早見さんも現在やってるアニメ「甘々と稲妻」でヒロインの声を担当と、二人とも大人気の声優さんです。




制作スタッフ

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監督:山田尚子
けいおん!」の監督を務め、京アニ作品には古くから携わっているお方!

脚本:吉田玲子
けいおん!」「ガールズ&パンツァー」などを手掛けたお方!ガルパンはいいぞ!

キャラデザ:西屋太志
Free!」を手掛けたお方!凛ちゃん&真琴ちゃん大好きです!

制作:京都アニメーション
CLANNAD」「涼宮ハルヒの憂鬱」「氷菓」など世に人気作を何個も出してる会社!
らき☆すた」が結構好き♥でも一番はFreeeeee!!!!

改めてみると超お世話になってる人ばかりだ。
お世話になってます!いつも楽しみ観ております!!!!






作品紹介






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