前置詞 over
今回は前置詞 over について勉強しよう。
タイムオーバーとか言いますね。
タイムオーバーって言葉は和製英語だよ。英語では over the time limit って言うの。
あ、和製英語だったんだ。
さて、over の基本イメージはわかるかな?
今日は復習もかねて問題を出すよ。
急ですね。
かっこに入る選択肢を選んでね。
Can you tell the difference between rice grown in Japan and ( )?
(1) American rice
(2) rice of America
これは平成6年のセンター試験で出題された問題だよ。本来は四択だけどここでは二択にしているからね。
えー・・・・・・センター試験の問題ですか。僕にはまだ早いですよ・・・・・・。
じゃあ簡単にするために問題文の和訳をつけておくね。
Can you tell the difference between rice grown in Japan and ( )?
日本で栽培された米と ( ) の違いがわかりますか?
(1) American rice
(2) rice of America
選択肢 (1) は「アメリカの米」か。ということは問題文のかっこに入れると、「日本で栽培された米と (アメリカの米) の違いがわかりますか?」という意味になるな。これが正解かな。
あれ? 選択肢 (2) も「アメリカの米」だ。
そういえば最近、勉強会で前置詞 of を教わったばかりだしこっちが正解かな。American rice は引っかけだ!
わかりましたよミサさん。(2) の rice of America が正解です。
ファイナルアンサー?
ファイナルアンサー!
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・テレフォン?
いや、そういうのいいから。
・・・・・・残念! 正解は American rice でした。
え? いやいや、ぶっちゃけ言っちゃいますけど American rice も rice of America も同じでしょ?
どうせ僕が何て答えても不正解にするつもりだったんじゃないですか?
いいえシンちゃん。American rice と rice of America は、似ているように見えて実は決定的な違いがあるのよ。
な、なんだってーーー!?
ちょっとちょっとミサさん。どっちも「アメリカの米」ですよね。一体何が違うっていうんですか?
落ち着いてよく考えてみて。そもそも「アメリカの米」ってどういう意味?
え? 「アメリカの米」は「アメリカの米」でしょ。アメリカ、の、米。
問題文では「日本で栽培された米」と比較されているでしょ。つまり、「アメリカの米」とは「アメリカで栽培された米」あるいは「アメリカ産の米」という意味なの。
そして、American rice は「アメリカ産の米」という意味だから正解なんだよ。
American や Japanese には、その国で生産されたという意味もあるからね。オージービーフ (Aussie beef) ならオーストラリア産の牛肉。聞いたことあるでしょ。
それに対して、前置詞 of は「所属」や「所有」を表すと勉強したよね? だから、rice of America は「アメリカに所属する米」あるいは「アメリカが所有する米」となるから不正解なのよ。
えー、アメリカで栽培された米ならアメリカが所有しているんじゃないですか? 正解でしょ。
屁理屈を言ってもダメ。大事なのは「アメリカの米」ではなく「アメリカ産の米」と解釈することなのよ。
たとえば日本に輸出しても「アメリカ産の米」には変わりないでしょ。
あ、そうか。どこに輸出しても、だれが所有しても、「アメリカ産の米」は「アメリカ産の米」のままなんだ。
僕は、「アメリカの米」という日本語にとらわれていたんですね。
そう。rice of America は「アメリカの米」というあいまいな日本語を直訳したひっかけ選択肢なの。
日本語の表現に惑わされずに、きちんと意味を考えることが大事なんだよ。
はーい。
テレフォンまだかな・・・・・・。
今回は前置詞 around について勉強しよう。
辞書を引くと「周囲に」って意味ですね。あれ? これって・・・・・・。
何か思い出したみたいだね。では around の基本イメージいってみよう。
今回は前置詞 about について勉強しよう。
about を辞書で引くと「約、およそ」などの意味が載ってますね。
あと、日本語の会話で「アバウトだな」とか言う人もいます。
そうだね。そのアバウトは「いい加減」とか「おおざっぱ」という意味で使われているよね。
ではさっそく about の基本イメージいってみよう。
今回は前置詞 with について勉強しよう。
はい。with と言えば「〜と一緒に」という意味で使われますね。
そう、その with だよ。それでは基本イメージから見てみよう。
今回は前置詞 of について勉強しよう。
of といえば「〜の」と覚えました。
of は色々な使われ方があるからそう単純じゃないけど、とにかくまずは基本イメージから見てみよう。