健康年齢で保険料変わる商品販売へ
生命保険大手の第一生命は、医療関連のビッグデータを活用して、契約者の健康年齢を割り出し、実際の年齢よりも健康年齢が若いと判断されれば、保険料が安くなる保険商品を販売する方針を固めました。
関係者によりますと、第一生命は、子会社が販売するがんや糖尿病などで入院した場合に給付金が支払われる「医療保険」で、新たに、契約者の健康状態を年齢で示す「健康年齢」によって毎月の保険料が決まる商品を開発し、ことし12月に販売を始める方針を固めました。
この保険商品は、加入する際は、実際の年齢に応じた保険料を支払いますが、その後は、数年ごとに健康診断の結果を提出して、病歴や寿命などをまとめた医療関連のビッグデータをもとに割り出された「健康年齢」が保険料に反映されます。
たとえば、「健康年齢」が、実際の年齢より5歳から10歳若い場合、保険料が20%から40%程度安くなる一方、実際の年齢を上回ると保険料が高くなるケースもあるということです。
契約者の健康年齢で保険料が変わる保険商品を大手の生命保険会社が扱うのは初めてです。
生命保険業界では、日本生命や住友生命、それに明治安田生命も、健康面のデータから保険料などが決まる保険商品の開発を検討していて、IT技術を活用した試みが加速しています。
この保険商品は、加入する際は、実際の年齢に応じた保険料を支払いますが、その後は、数年ごとに健康診断の結果を提出して、病歴や寿命などをまとめた医療関連のビッグデータをもとに割り出された「健康年齢」が保険料に反映されます。
たとえば、「健康年齢」が、実際の年齢より5歳から10歳若い場合、保険料が20%から40%程度安くなる一方、実際の年齢を上回ると保険料が高くなるケースもあるということです。
契約者の健康年齢で保険料が変わる保険商品を大手の生命保険会社が扱うのは初めてです。
生命保険業界では、日本生命や住友生命、それに明治安田生命も、健康面のデータから保険料などが決まる保険商品の開発を検討していて、IT技術を活用した試みが加速しています。