伝わる文章を書く技術を読みました。
この本を読んだ目的
「伝わる文章を書きたい!」
この本を書いた人
ライフハッカー日本版で書評を書いている、印南敦史氏です。
印南氏は、週に5日書評記事を書いています。
圧倒的に本を読んで、圧倒的に書いています。
そんな人なので、本の読み方、時間の使い方についても大変参考になりました。
この本を読んだきっかけは、「伝わる文章を書きたい!」ですが、結果的に記事を書くのが早くなりました。
なのでもし記事を書くのに時間がかかることで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
1 .読書術•時間術
本とは、クールにつきあうべきだp45
というのが、著者の考えです。
読むことに膨大な時間を使ってきたからこそ、ここに辿りついたそうです。
「義務的な精読」は、効率的に見えてとても非効率的。p46
とも言っています。
ただし、速読をしているわけではありません。
「ビジネス書においては、隅から隅まで読まなくても内容を把握できます。」と教えてくれているのみです。
これは、読書は1冊のノートにまとめなさいの作者も同じスタンスで、重要なところはじっくり、そうでなさそうなところはスピードをあげながら読むと述べていました。
自転車のギアを切り替える要領で。
これらを意識することで本を読むスピードがあがりました。
2. 読み手の視点に立つ
「誰が読むのか」「誰によんでほしいのか」をはっきりと意識すること。つまりは、ターゲットを見極めることです。p52
どんな人が読んでいるんだろう?”と毎日考え続けること。p6
ピントがずれたら届かない。
これがなかなか難しい。
ブログという媒体だと、本当にいろいろな人に読まれてる気がします。
でもそれに逃げずに、考えていかないといけないというところです。
読者層の、性別、年齢、立場を考えていく。
もうひとつは、
伝えようとして文章を書き、
“それを読んだ人がどう感じるか”
“伝えたいことが本当に伝わるか”
を考えること。
とにかく読み手のことを考えて、読み手の立場に立っていくことが、伝わる文章を書くためには大切なんですね。
3.文章術
(速く書くためのポイントはここからです。)
とにかくまず一気に書き上げる。
まずは余計なことを考えずに、勢いで全部書いてしまう。そして読みなおすときにはじめて、「他人が読んだらどう感じるだろうか」という視点を持ってみてはいかがでしょうか。p107
あとで直せばいいと割り切って、とにかく終わりまで書いてしまいましょう。
黄金時間設定する
黄金時間とは、「いちばん効率のよい時間」
それは、いちばん頭の冴えた時間。
その黄金時間に書けば、知らずのうちに効率があがるとのことです。
眠い時間や、長い時間だらだらと書いていても効率は良くないっていうことですね。
いちばん頭の冴えてる時に集中で書きましょう。
大切なのはとにかく書くこと
とにかく書く!←自分に言い聞かせてる。
そのためにはリズム感を身につけることが重要で、それをいちばんしやすいのが黄金時間だということです。p144
更新が止まってるあなた(そしてわたし)、とにかく書きましょう。
とにかく、書いてみましょう。
この本を読んで変われたこと
記事の書き方が変わり、速く書けるようになった
いままでは、スマホの記事アプリで書いたり消したり、電車の中で書いたり消したり…へたしたら1日中書いていました。
でも今は、1時間で記事を書き、1時間で推敲し、もう1時間で絵を描いたりリンク入れたり最後の編集をしています。
うまくいけば3時間でしあがるようになりました。
だらだら書いていた時間はを読書時間に使うことができるようになりました。
(それまでは読書時間が無くなっていた。。)
スピード感を持って本を読めるようになった
今までは、隅から隅まで読まないとと思っていて、読み終わるのに非常に時間がかかっていました。
「ギアを、入れたりおとしたりしながらテンポ良く。”
を意識するだけで、スピードを上げられるようになりました。
赤毛のアンに例えますと、アンが2ページくらいぎっしり、改行も無くしゃべり続ける部分があるのです。
あの子はちょっといじわるで、あの子はちょっと先生といい雰囲気で…など。
そういうところは、「あーマリラからのツッコミ待ちのアンのおしゃべりだな~」とギアをチェンジしてスピードをあげちゃいます。
そんな風に少し要領良く読んじゃっています。
黄金時間を設定するようになった
朝がいちばん頭が冴えているので朝1時間はやく起きてブログを書くようになりました。
書いているときは、「今いちばん頭が冴えている」と意識しながら集中して書いています。
夜は、インプットの時間にしています。読書ノートを書いたりみんなの記事を読んだり読書したり。
どんな人が読んでいるかすごく考えるようになった
ふだんコメントをくれる方や、スターをくれる方は必ず記事を読みに行くので、どんな方が読んでくださっているか目に見えます。
見えない方はどんな方たちがだろう。
そちらについても最近すごく考えます。
まとめ
*読者の立場に立つ
*余計なことは考えずに、はじめから終わりまで一気に書く。
*とにかく書いてみる。
*黄金時間を設定して、頭が冴えている効率の良い時間に書く。
この伝わる文章を書く技術 [ 印南敦史 ]と、読書は1冊のノートにまとめなさい [ 奥野宣之 ]の2冊で本の読み方、まとめ方、記事の書き方が劇的にかわりました。
この2冊を元に、より精度をあげて本の記事を書いていきたいと思います。
ことばメモ
個人的に、文章執筆における最大の無駄は、必要以上の時間をかけることだと思っています。(伝わる文章を書く技術/印南敦史著)
以上でした!
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