錦光山雅子 聞き手・錦光山雅子
2016年9月16日02時08分
高松市にある中古の学校制服の専門店「さくらや」。30平方メートルほどの広さの店内に、幼稚園から高校までのセーラー服や詰め襟、ブレザー服が所狭しと並んでいる。帽子やネクタイなどの小物も学校ごとに分けてつるしてある。
入学準備が本格化する11月から忙しくなり、3月は、卒業で制服を持ち込む客や、割安の制服を買い求める親らでとくに混み合う。最初の高松店の開店から6年目。「さくらや」は九州、中四国、東海、東北の14店に広がった。
高松店の運営会社サンクラッド(本社・高松市)の馬場加奈子社長(44)は「『安く買えるから、子どもが制服を汚しても気が楽だ』とお客さんに言われてうれしい」と話す。
馬場さんの起業のヒントは、子…
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