稲田防衛相“中国との防衛相会談を模索”
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稲田防衛大臣は訪問先のワシントンで講演し、中国の海洋進出に懸念を示したうえで、率直な議論を行うため中国との防衛相会談を模索していく考えを示しました。
稲田防衛大臣は、日本時間の16日未明、有力シンクタンクのCSIS=戦略国際問題研究所で講演しました。
この中で稲田大臣は、北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射について、「安全保障上の脅威に対処するため、アメリカと緊密に連携し、多層的な弾道ミサイル防衛システムを強化しており、日米韓3か国の協力が重要性を増している」と述べました。
また、稲田大臣は、中国の海洋進出について、「もし、東シナ海と南シナ海での強制的な試みを世界が見過ごし、ルールの変改を許容してしまえば、影響は西太平洋にとどまらないグローバルなものになるかもしれない」と懸念を示しました。
そのうえで、稲田大臣は「建設的な対話のドアを常に開けており、日本の防衛大臣として中国のカウンターパートと安全保障に関する率直な議論を行う機会を追求していく」と述べ、中国との防衛相会談を模索していく考えを示しました。
これに先立って、稲田大臣はアメリカ軍の基地を訪れ、新型輸送機オスプレイに搭乗したほか、最新鋭の戦闘機F35などを視察しました。
この中で稲田大臣は、北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射について、「安全保障上の脅威に対処するため、アメリカと緊密に連携し、多層的な弾道ミサイル防衛システムを強化しており、日米韓3か国の協力が重要性を増している」と述べました。
また、稲田大臣は、中国の海洋進出について、「もし、東シナ海と南シナ海での強制的な試みを世界が見過ごし、ルールの変改を許容してしまえば、影響は西太平洋にとどまらないグローバルなものになるかもしれない」と懸念を示しました。
そのうえで、稲田大臣は「建設的な対話のドアを常に開けており、日本の防衛大臣として中国のカウンターパートと安全保障に関する率直な議論を行う機会を追求していく」と述べ、中国との防衛相会談を模索していく考えを示しました。
これに先立って、稲田大臣はアメリカ軍の基地を訪れ、新型輸送機オスプレイに搭乗したほか、最新鋭の戦闘機F35などを視察しました。