鏡で全身を見た時に、膝が黒ずんでいて驚いたことはありませんか。
実は、膝の黒ずみは、普段の何気ない行動やしぐさに原因があります。しかも、正しいケアを行わないと黒ずみがひどくなってしまうことも。
正しいケアと間違ったケアの違いは、ほんの少ししかありません。もしかしたら、間違ったケアを続けてしまい、黒ずみをひどくしてしまっているかも。
このページでは、膝の黒ずみを解消するための正しいケアについて下記の流れでご紹介します。
- 図解でわかる膝の黒ずみの原因
- 膝の黒ずみを最速で治すための4ステップ
- 改善が見られない場合は皮膚科へ
- 膝の黒ずみを二度と起こさないための予防方法3選
最後まで読んで実践していただければ、美しい膝を取り戻すことができます。
1. 図解でわかる膝の黒ずみの原因
膝の黒ずみの原因には、「メラニン」と「皮脂汚れ」の2種類がありますが、大半が「メラニン」によるものだと言われています。
1-1. メラニン
メラニンは肌が刺激を受けることで生成される色素成分で、顔のシミなどもメラニンによるものだということが分かっています。
本来であれば、メラニンはターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)によって、体外に排出されます。しかし、何らかの原因によりターンオーバーが乱れたり、メラニンが過剰に生成されると、黒くなった古い角質がうまく体外に排出されず、黒ずみとなってしまうのです。
そして、肌が刺激を受けてメラミンが過剰生成する原因となるものは下記の3つあります。
- 紫外線
- 摩擦・圧力
- 乾燥
それぞれ具体的にご紹介していきます。
(1)紫外線
メラニンは紫外線などの刺激から肌を守るために生成されるものです。そのため、日光などを浴びすぎると、メラニンが過剰生成され、膝が黒ずみやすくなります。
(2)摩擦・圧力
以下のような行動によって肌が刺激を受けると、刺激から身を守るためにメラニンが生成されます。
他にも正座をしたり、足を組んだりするなどの行動も、メラニン生成の刺激になります。
(3)乾燥
膝は顔などの部分に比べて、乾燥しやすい条件がそろっています。
乾燥しやすい肌は、ダメージを受けやすいため、メラニンの過剰生成につながってしまいます。
1−2. メラニン以外の黒ずみの原因(皮脂汚れ)
膝は角質層が厚いため、ターンオーバーが乱れると、角質層が毛穴を圧迫し、皮脂が詰まりやすくなります。
結果、皮脂汚れの詰まりが黒ずみとなる場合があります。
2. 膝の黒ずみを最速で治すための4ステップ
膝の黒ずみを治すためには、以下の流れでケアを行う必要があります。
Step1. 膝の皮膚を柔らかくする
ケアを行う前に、湯船にゆっくり浸かるなどして、膝の皮膚を柔らかくしましょう。
膝は角質層が厚く、そのままケアをしても肌の奥まで保湿・美白成分が浸透しにくい部分です。
なので、角質層をはがしやすくするためにも、湯船に浸かり、膝の皮膚を柔らかくしておきましょう。
Step2. 膝を優しく洗う
膝に過度な刺激を与えないよう、優しく洗います。
この時、ナイロンや布などは使わないようにしましょう。新たな刺激となり、黒ずみがひどくなる場合があります。
ボディソープを泡立て、手で優しく洗うなど、刺激を抑えて洗うようにしましょう。
Step3. 古い角質層をはがし取る
ピーリングやスクラブで、膝の古い角質層をはがし取ります。
洗う時と同様、こすったりせず、優しくマッサージするように行うことが大切です。
ピーリングやスクラブは、市販のもので十分です。できれば肌に優しいものを選んでください。
おすすめはレモンを使ったピーリング
レモンにはピーリング効果が期待できるクエン酸が豊富に含まれています。
肌に優しい方法でケアしたい場合は、ぜひ試してみてください。
重曹パックは皮脂汚れが原因の場合だけ行う
インターネットでは重曹パックによって角質を取り除く方法をよく目にしますが、重曹パックによって黒ずみ改善が期待できるのは、皮脂汚れによる黒ずみです。
重曹パックで黒ずみが改善されなかった場合は、メラニンによる黒ずみの可能性が高いと考えてよいでしょう。
皮脂汚れによる黒ずみだとわかっている場合は、以下の手順にそって、重曹パックによるケアを行ってみましょう。
Step4. 美白・保湿
メラニンを除去するために美白するとともに、肌のバリア機能を高めるために保湿を行います。
(1)美白
美白ケアを行う場合は、以下の成分が入っているものを選びましょう。
- ハイドロキノン:メラニン生成に関わる酵素の活性化を防ぐ
- トレチノイン・尿素:肌の新陳代謝を促進する
ただし、トレチノインや尿素によって肌の新陳代謝を高めすぎると、弱い肌ができてしまう恐れがあります。はじめから濃度の高いものを使うのではなく、まずは濃度の低いものから使い始めてみて、肌の状態を見ながら濃度を上げていくのが良いでしょう。
おすすめの膝の美白ケア商品1. 『LusTer(ラスター)』
膝の美白ケア用におすすめなのが『LusTer(ラスター)』という商品です。
お値段は少し高めですが、厚生労働省がメラニンの生成抑制成分として認定している「トラネキサム酸」をはじめとした、5つの美白成分が配合されています。
お金をかけてもいいので、自宅でしっかりと膝の黒ずみケアをしたいという人におすすめです。
黒ずみはまだありますが、肌が柔らかくなったような気がします。
むくみにもいいみたいなので、リピしようと思ってます。
おすすめの膝の美白ケア商品2. 『アットノン』
『Luster』だと少し高いかなとという方におすすめなのが、小林製薬の『アットノン』です。
ターンオーバーの正常化を促し、メラニンが沈着した角質を体外へ早く排出してくれます。
できるだけリーズナブルに膝の黒ずみをキレイにしたいという方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
何より値段が安いのが嬉しいです!
かかとのガサガサにもいいと書いてあったので、膝が柔らかくなることも期待してます。
(2)保湿
肌のバリア機能を高めるために、保湿力のあるシアバターやワセリンなどを使って膝を保湿しましょう。油分が多いものがおすすめです。
結構どの薬局でも売ってるので買いやすいのもポイント高いです。
リップ代わりにも使えるので、使い勝手よくて重宝してます!
これらは1ヶ月以上続けることが大切です。肌のターンオーバーの周期は、正常な場合でも28日程度だと言われています。
つまり、肌が生まれ変わるまでに28日以上はかかるということです。さらに、人によっては、肌荒れや加齢などによって、2ヶ月以上かかる場合もあります。
せっかく見えない部分で効果が出始めていたのに、目に見える部分で効果が感じられないからとやめてしまってはもったいないですよね。たとえ効果を感じられなくても、まずは1ヶ月続けてみましょう。
3. 改善が見られない場合は皮膚科へ
皮膚科では、膝の黒ずみに関する治療も行っています。
レーザーや美白成分が含まれたケア用品やサプリメントなどを処方してくれます。
ただし、保険適用外となるものが多く、費用が高額になることもあるので注意が必要です。
また、ハイドロキノンを塗ったまま日光に当たると、炎症を起こす場合があります。塗ったまま外出することは控えましょう。
どうしても効果が出ない場合や、黒ずみがひどい場合は一度検討してみましょう。
4. 膝の黒ずみを二度と起こさないための予防方法3選
4−1. クセを治す
膝を付いたり、足を組むなど、膝の黒ずみの原因となる行動をできるだけ行わないようにしましょう。
こうした行動がすでにクセになっている人は、周囲に協力を仰ぎ、都度指摘してもらうのも有効な方法です。
4−2. サポーターをつける
膝にサポーターをつけることで、刺激を軽減する方法です。黒ずみを改善するために、膝部分にビタミンC誘導体などが配合されたジェルが付いているものもあります。
ただし、サポーター自身が膝と擦れ合い、刺激になる恐れがあります。刺激によって黒ずみができていると考えられる場合は、あまり使用しないほうが良いでしょう。
4−3. パックする
用事のない日や、家でゆっくり休める休日は、膝用パックで保湿や美白ケアを行い、膝をいたわりましょう。
市販されている膝専用パックや、レモンパックなどを行うのがおすすめです。
安い顔パックに比べたらちょっとお高いけど、パックした後は結構うるおいます。
でも続けないとすぐにガサガサになるので、もうちょっと安かったらいいかな〜
その他にも、ターンオーバーのサイクルが乱れない生活を心がけることや、黒ずみケアを怠らないなどの心がけも大切です。
5. まとめ
膝の黒ずみは、様々な要因が重なって生まれるものです。一度改善されたからといって、ケアを怠ったり、不摂生な生活に陥ってしまったりしないよう、普段の生活を改めることが、膝の黒ずみを再発させない大切なポイントです。
しかし、改善のポイントをつかめば、時間はかかりますが、黒ずみを改善することができます。長期的な目で治療を行い、黒ずみを改善していきましょう。どうしても改善しない場合は、皮膚科を受診し、相談してみましょう。
使いはじめて3週間ですが、気になっている部分が薄くなってきました!毎日使ってます。