Apple A10 Fusionチップを搭載する「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」は、Galaxy Note7のような最新のAndroidスマホだけでなく、MacBook Airをも超えるベンチマークスコアが出ているようです。
Daring FireballのJohn Gruber氏がGeekbenchの計測結果を伝えています。
Galaxy S7、Galaxy Note 7、Huawei P9など他社のスマートフォンとのスコアは次の通り。
デバイス | SINGLE-CORE | MULTI-CORE |
iPhone 7/7 Plus | 3,450 | 5,630 |
Samsung Galaxy S7 | 1,806 | 5,213 |
Samsung Galaxy Note 7 | 1,786 | 5,228 |
Samsung Galaxy S7 Edge | 1,744 | 5,203 |
Huawei P9 | 1,729 | 4,735 |
OnePlus 3 | 1,698 | 4,015 |
加えて、Mac Rumorsの示したCore i5-5250U搭載の現行MacBook Air 2015年モデルとのスコア比較。
iPhone7は、マルチコアではわずかに及ばないものの、シングルコアでは大きな差をつけています。
デバイス | SINGLE-CORE | MULTI-CORE |
iPhone 7/7 Plus | 3,450 | 5,630 |
MacBook Air (13-inch Early 2015) | 2,989 | 5,650 |
もちろん、ベンチマークスコアだけでデバイスの性能すべてを計れるわけではありません。
iPhone 6sよりもベンチマークスコアの悪い12インチMacBookを持っていますが、使ってみれば何でもこなせるし、iPhoneよりもやれることは多いです。
Gruber氏によれば、iPhone7はMacBook Pro 2013年モデルとも同等のスコアとのこと。
来年のiPhoneは、MacBook Proさえ上回るスコアを出してくるかもしれません。
あるいは、Appleは、現在のIntelプロセッサに代わってApple AシリーズプロセッサをMacシリーズでも採用するような、そんな可能性もあります。