中秋の名月、関東は曇で満月はぼんやり。
お団子用意するのを忘れてとりあえず黄色いものと、茹でたとうもろこしを食べたら歯に繊維質が挟まり気になりながらのお月見。
集中できなかったです。今年のお月見。
ここ最近、荒んでいたねね(姉)には気分転換にお出かけが必要です。
1番癒されるのは海、青空、ですが、連日天候の悪さから断念。
雨でも楽しめるお出かけといえば、アンダーグラウンド。
栃木の宇都宮に行きました。
埼玉の端っこから電車で2時間強。
餃子とカクテルで有名な街です。
宇都宮に先に着いたので駅付近を観光。
駅から大通りを1kmほど歩くと、二荒山神社の鳥居と階段が見えてきます。
そこから更に10分弱歩くと、松が峰教会があります。
昭和7年に建てられたロマネスク様式の双塔の教会です。
中にも入れるのでおじゃまします。
ガラスが飴色の細工をされているので射し込む薄日が雰囲気いいんです。
ここ、栃木?ってトリップさせられました。
時間になり駅に戻り友人K江と合流。
バスに乗り、大谷資料館を目指します。
最寄りのバス停まで30分弱450円。交通系ICカードは使えないので小銭があると便利です。
バス停から少し歩くとこんな巨大な岩壁。
大谷石です。
ここからアンダーグラウンドにもぐります。
大人は700円払いましょう。
入ると、ここの資料館で撮影された映画やプロモーションビデオの紹介があります。
地下の気温は14℃。長くいると冷えてくるので入口には無料貸出のブランケットがあります。
冷え性ババアはニットのカーディガン、ストールをそれぞれ持ってきていました。マウンテンパーカーがあってもよさそうです。
入口の階段の細さとはぎゃくに広っびろした空間が広がります。
こんなオブジェや
こんなモヤがかかるところも。
エヴァンゲリオンみたい、とふと思いました。(多分地下の巨人のこと)
ここいらの石を手彫りで砕石してたなんて、昔の人たちはすごいです。
途中から機械彫りが導入され岩肌の質感が大いに違います。
素人目にも分かります。
どや顔てここは機械彫りだねという友人K江のケツをドつきました。心から。
岩肌がライトアップされている箇所もあるのでこんなフォトジェニックな1枚も楽しめます。
所々
電球はありますが、これくらいのうっすらさなので実際は結構暗いです、
※これくらい
足元には気をつけて欲しいものです。
遠目に教会があり、結婚式も出来るのだとか。
ウェディングドレスだと寒いだろうな。
関係ないけど。
砕石された石が加工され各地に売られていったロマン。
たまりませんでした。
地下空間に凍えつつ、圧倒的なアンダーグラウンドにアラサー独身女性はキャイキャイ大満足。
そこまで混んでいるところでもないので、ひっそりと異世界感を楽しめました。
(混んでるとそれだけで疲れちゃうから)
カフェ的なものも併設されているので、帰りのバス待ちまでここでアイスとコーヒーを食べてのんびりしました。
都内にあるおっっしゃれーーなカフェみたいです。
こんな昔のトラックもあるので見るに事欠かないところでした。
※夕方のライトアップの雰囲気がとてもいい
来らっせ本店で餃子ビールをします。
※ねねはご飯の誘惑に負け、餃子ご飯に。ついてきた中華スープが天国のように美味しかった。
名残惜しいですが、宇都宮に別れを告げ、電車に乗ります。
東武宇都宮駅からライトアップされた松が峰教会がちらりと見えたのもまた乙です。
楽しい日帰り旅でした。
宇都宮、また行きたい。
宇都宮旅のまとめ
- 大谷石の独特の質感は見ていておもしろい
- アンダーグラウンドは荒んだ婦人の心をすっと1人にさせてくれる(いや、もともと独りではあるけど)
- 異世界旅行は誰かに話したくなる
- 涼しいので寒さ対策はそれなりにしてほしい
- 宇都宮餃子はおいしい(特に中華スープ)
- 帰り道ゲップをする友人K江から得体の知れない匂いが漂ってくる、その度睨むと嬉しそうに笑われる
- 1日いてももっといたくなる街、それが宇都宮
大谷資料館は、予約なしで入れますが、予約が必要なオオヤアンダーグラウンドのツアーもすごく楽しいです。
普段は入れないようなところを巡るので予約する価値あります。
栃木大谷石の魅力にすっかりハマったねねでした。