あなたはSNS(交流サイト)をビジネスに使いこなせていますか?
今、スマートフォン(スマホ)の普及が追い風となり、様々なSNSが登場しており、その大規模な利用者数を活用すべく、企業は様々なビジネス用アカウントを設けてマーケティングやプロモーション活動を行っている。
今回はソーシャルメディア担当者ならば知っておきたい、今更聞けない「ツイッター」のビジネス活用術についてご紹介する。
1、ツイッターの基本を知ろう!
SNSをビジネスで活用するには、その特性や用語を知る必要があるだろう。
次を見てみよう。
- フォロー:他の人のアカウントのツイートを自分のタイムラインで見ることができるようになる。
- フォロワー:自分のつぶやきを見るためにフォローしてくれる人のことを指す用語。
- タイムライン:複数のツイートが時系列順にホーム画面に表示されること。TLとも呼ばれる。
- ツイート:写真やテキストを投稿することを指す用語で、「つぶやき」とも呼ばれる。基本的にタイムラインには、このツイートを閲覧することができる。
- リツイート:既にツイートされている内容を共有すること。共有することで、あなたのアカウントをフォローしている人がその共有したツイートを見られるようになります。
- リプライ:ツイートに対する返信を指す用語。
- ダイレクトメッセージ:DMとも呼ばれており、他の人のアカウントに直接メッセージを送ることができる機能。
- ハッシュタグ:「#」とテキストから構成されるタグで、ユーザーはそのタグで検索をすることで同じタグが付いたツイートのみを絞って閲覧することができる。
これらがツイッターの基本的な用語となっている。
そしてマーケティングやプロモーションを行う際に最も重要になるのが、「リツイート」と「ハッシュタグ」の活用となる。
詳しい活用方法については次で解説する。
2、リツイートとハッシュタグを使いこなそう。
これら2つのビジネス上での活用例をご紹介する。
2-1、ハッシュタグでキャンペーンを行う。
タグを付けたユーザーのツイートをまとめて閲覧することができることから、あなたがタグを指定して商品に対するツイートをした人には特別なプレゼントを行うなど、キャンペーンを実施することで企業としてのプロモーションができる上、ハッシュタグで検索をすることで、キャンペーンに参加している人の層をプロフィールやツイート内容から調査することができる。
一般的な企業のSNS活用方法となっており、詳細については「企業が行う分散型メディアとは」を読んでほしい。
2-2、フォロー&リツイートでキャンペーンを行う。
先ほどのハッシュタグキャンペーンとは少し違うが、キャンペーンに関するつぶやきの中に、フォローとリツイートをすることを条件に加えることで、津イートが拡散されやすくなるほか、興味があるユーザーはフォローをしてくれるようになるため、一気にフォロワーを増やすことにも繋がる。さらに、リツイートの内容からアカウントを辿っていくことで、ハッシュタグキャンペーンと同様にリツイートしたユーザーの層を調査することもできる。
3、ビジネスアカウントでフォロワーを増やすポイント。
どのSNSでも同様のことが言えるが、あなたのアカウントがどれだけ投稿を行っていたとしても、それを見てくれる人が居なければ意味がないだろう。
そこで、ツイッターでフォロワーを増やすポイントを次に紹介する。
是非試してみて欲しい。
3-1、とにかくツイートをマメに行う。
分散型メディアの基本的な方法にもなるが、やはりマメにユーザーが拡散してくれそうな内容をツイートし続けることで、一気にコンテンツが拡散されて認知度が高まるようになる。
3-2、大喜利に参加する。
ツイッターのハッシュタグ機能を使った大喜利に参加することも企業アカウントが注目されるきっかけになるでしょう。
例えば、過去に「#こんな注意する日がくると思ってなかった」というハッシュタグに、タカラトミーや井村屋なども参加しているようです。
参照:ハッシュタグ「こんな注意する日がくると思ってなかった」にこぞって参加する企業公式アカウントたち-ねとらぼ】
センスと遊び心溢れるツイートを行うことで、フォロワーが増えるようになるでしょう。
3-3、名刺やショップカードにIDを紹介する。
あなたが一般企業に務めている場合なら、名刺などにツイッターのIDを入れることで紹介ができるほか、飲食店やアパレル店のスタッフであればショップカードに記載することでフォロワーを増やすことができるだろう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以前紹介した「インスタグラムをビジネスで活用するコツ」と同様に、ユーザーを増やすことがやはり先決となります。
今回紹介したポイントを抑えてファンを獲得できるようになれば、コストを抑えてプロモーションやマーケティングができるようになるので、参考に実践して欲しい。
もしツイート内容についてライティングテクニックが心配なら、「簡単にできるライティングテクニック」を読んでその通りに実践するといいだろう。