スマホが壊れガラケーに変えて1日。付属アプリのメモ帳に文字を慣れないテンキーで打ち、親指が痛む。できることは少ないが、ガラケーはスマホにない安心感がある。とにかく頑丈だ。
スマホは小さなパソコンだったとつくづく思う。しかしアウトドアではスマホがすぐに故障する不安が常にあった。落とす。濡らす。踏んづける。僕の使い方には向かなかったのである。
ただ、ガラケーのブラウジング機能はほとんど使えない。ブログの文字なんて虫眼鏡を使わないと読めないのだ。ブログはメールでアップできるのでホッとした。かなり面倒くさいけど。
スマホは今後も進化していく。ガラケーの進化は終わった。まさに最終携帯。ガラケに触れていると、ふと懐かしくなる。初めてケータイを触れたときのことを思い出す。機能は通話機能とアドレス帳だけ。たったそれだけ。
その時代に比べたらこのガラケーはすごい。文章が書ける。書くこと自体が好きだから、通話とメールとメモしかできないこのガラケーは素晴らしい。文章を書くことに集中できるもっとも進化した道具なのだ。強がりでなく。
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