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被害防止へ 親や祖父母に電話

09月15日 19時21分

被害防止へ 親や祖父母に電話

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特殊詐欺被害を食い止めようと、愛知県稲沢市の企業の社員などが離れて暮らす親や祖父母に電話して、詐欺に気をつけるよう、直接、注意を呼びかけました。
これは特殊詐欺について家族の間で直接、会話することで被害防止に向けた意識を新たにしてもらおうと、警察が呼びかけて行われたもので、15日は稲沢市の総合スーパーの社員やパート従業員20人が参加しました。
社員らは正午になると一斉に離れて暮らす親や祖父母に職場から電話をかけました。
53歳の男性社員は実家に電話して76歳の母親に「不審な電話があったら、もともと伝えてある携帯電話にかけて確認して欲しい」と呼びかけました。
これに対し、母親は「登録していない番号からの電話にはでない」と応じていました。
警察によると、愛知県の特殊詐欺の被害は、8月末までに766件起きていて、前の年の同じ時期に比べ165件増加しているということです。
参加した男性社員は「ふだん親とはこのような話をしないので、いい機会になりました」と話していました。
取り組みを呼びかけた愛知県警地域安全対策室の内田昌樹室長は、「敬老の日や連休で親などに電話するときは肉親から注意を呼びかけて欲しい」と話していました。

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