旭川医大 医薬品購入で入札行わず 随意契約で業者選定
北海道旭川市にある国立の旭川医科大学が、昨年度、医薬品を購入する際、本来は入札で納入業者を決める必要がある金額の大きいケースで、入札を行わず、すべて随意契約で業者を選んでいたことが、会計検査院の調べでわかりました。
国立大学は、物品の調達で、予定価格が1300万円以上の場合には、原則、国内外の業者に発注情報を広く公開し、国際的な入札を行って納入業者を決めなければなりません。
しかし、会計検査院が旭川医科大学を検査したところ、昨年度、医薬品を1300万円以上で購入する際に、国際的な入札を行わず、随意契約で業者を選んでいたということです。また、大学の会計規程で一般競争入札が必要な500万円以上の購入でも、すべて随意契約で発注先を決めていたということです。
本来必要な入札を行わず随意契約で購入した医薬品は延べ128品目、19億円近くに上るということです。
これについて、旭川医科大学は「入札にかけるより随意契約をしたほうが業者と交渉ができるため、安く物品が購入できると考えていた。会計検査院からの指摘を受け、認識が甘かったと反省し、今年度は複数の職員で契約を確認するなどの再発防止策を講じている」と話しています。
しかし、会計検査院が旭川医科大学を検査したところ、昨年度、医薬品を1300万円以上で購入する際に、国際的な入札を行わず、随意契約で業者を選んでいたということです。また、大学の会計規程で一般競争入札が必要な500万円以上の購入でも、すべて随意契約で発注先を決めていたということです。
本来必要な入札を行わず随意契約で購入した医薬品は延べ128品目、19億円近くに上るということです。
これについて、旭川医科大学は「入札にかけるより随意契約をしたほうが業者と交渉ができるため、安く物品が購入できると考えていた。会計検査院からの指摘を受け、認識が甘かったと反省し、今年度は複数の職員で契約を確認するなどの再発防止策を講じている」と話しています。