千葉・酒々井(しすい)町で、住宅から切断された男性の遺体が見つかった事件で、逮捕された女が、行方不明になっている弟の生活態度について、ストレスを抱えていたことがFNNの取材でわかった。
この事件は、酒々井町の住宅で、この家に住む竹内愛美容疑者(25)が、男性の遺体を刃物で切断し遺棄した疑いで逮捕されたもので、竹内容疑者は14日、身柄を千葉検察に送られた。
竹内容疑者と同居する弟の諒さん(21)は、8月末から行方不明だが、「ささいなことで弟ともめて殺してしまった」と、弟の殺害についても認めているという。
竹内容疑者のアルバイト先の同僚は「竹内容疑者と弟の仲は、ずっと悪かった。音楽ゲームの音が『夜中にうるさい』って。そういう面で、ストレスを抱えていたと思う。(相談を受けたことはあるか?)はい、かなり悩んでいる様子だった」と話した。
事件の背景は、生活態度をめぐるトラブルの可能性もあり、警察は、遺体は弟の諒さんとみて、身元の特定を急ぐとともに殺人についても調べる方針。