食洗器はいらないと思っていました。
家を購入したらビルトインで大容量の食洗器を買うつもりだし、据え置き式の食洗器は我慢しよう。
共働きならともかく、専業主婦が家事を楽するための家電を買うのは気がひける。
ずっとそう思っていました…が!
転勤族ゆえ家を購入する予定もなく、1番大変な乳幼児期を過ぎてしまった我が家。
今さらながら、時短という言葉に負けてしまいました。
家事にかかる時間を減らして、少しでも楽したいというのが本音。笑
機械で代用できる家事はおまかせして、違うことにもっと時間を割きたいと思うようになりました。
となると、どれだけの時間を節約できるかは大きなポイント。
今まで食洗器を導入しなかった大きな理由は3つあります。
- サイズが心配。狭いキッチンに置けるの?
- 本体・工事費が高そう。いくらかかるの?
- 電気代が上がりそう。ランニングコストは?
狭いキッチンにも置けるサイズは?
賃貸マンションではビルトインにすることは難しいので、据え置き型を買うことになります。
となると、どこに置いたらいいのでしょう。
4人家族用の大きな食洗器は驚くほど大きいのです。
据え置き型の食洗機を販売している唯一のメーカー、パナソニックの商品を見ていきましょう。
▼4〜6人家族用で、最大食器点数40点が一度に洗えます。
(扉が手前に開きます)
▼4〜6人家族用で、最大食器点数45点の最大クラス。
(扉が上下に開きます)
我が家の狭いキッチン、大容量の食洗機が置けるのは作業台しかありません。
これでは調理の邪魔になってしまうので、食器用「水切りラック」のサイズ感でないと…。
悩んだ末に6人家族用は諦めて2~3人家族用を買うことにしました。
私が購入したのは、2〜3人家族用のプチ食洗というシリーズ。
(扉は手前に開きます)
▼乾燥機能・スピーディコースつきです。(中位クラス)
▼乾燥機能・スピーディコース・エコナビ搭載です。(上位クラス)
▼洗浄のみのシンプルタイプ。(下位クラス)
*乾燥機能・スピーディコース・エコナビ全てありません。
パナソニック 食器洗い機(ホワイト)(※乾燥機能なしタイプ)Panasonic プチ食洗 NP-TCB1-W
- 出版社/メーカー: パナソニック
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プチ食洗シリーズは、予想よりだいぶ安く約3万円で買えました。
(中位クラスを購入しました)
とはいえプチ食洗は一人暮らし~夫婦二人暮らし、または幼児を含めた3人家族までが対象のよう。
我が家の家族構成は、夫婦と幼稚園児2人。
そうです、どう考えても小さいですよね…。
小さい食洗器のデメリットは、「洗える容量が少ない」これに尽きます。
逆にメリットは、「省スペース」「1回あたりの消費電力が小さい」こと。
同じパナソニックの6人用と比較して、1回あたりのコストは約3/4です。
つまり6人用を3回使うのと、3人用を4回使うのでは理論上同じ費用がかかることになります。*最大点数を洗う場合
もちろん、大きな食洗機でまとめて洗うほうが節約効果は大きいでしょう。
しかしながら我が家にとって小さい食洗機のメリットは大きいので、気にせず何度も回すことにしています。
工事費・電気代については後述します。
食洗器が届きました。
どど~ん!けっこう圧迫感があります。
3人家族用でもこんなに大きいの?というのが正直な感想。
幅は水切りラックとほぼ同じサイズ、ギリギリ収まりました。
食器をじゃんじゃん詰め込みます。
ギューギューに押し込んでいますが、上級者さんはもっときれいに詰められるかも。
直径21cmのプレート皿も入りました。
公式では18点入るそうで、24cmのパスタ皿まで洗えるそうですよ。
洗剤を入れます。
洗剤はハイウォッシュジョイを空き瓶に詰め替えて使っています。
*扉が手前に開くタイプは上に物が置けます。
ギュッギュッギューと押し込んで(詰め込みすぎ)
電源を入れたら、スタートボタンを押します。
油っぽいものなどは標準、通常はスピーディにしています。
乾燥コースもありますが、基本的に洗いのみの使用です。
音は洗濯機と同じくらい。
私はさほど気にならず、しいて言えばテレビの音量を1つ上げるくらいかなと。
洗浄時間はおよそ25分です。(スピーディ洗い)
排水は洗い桶にたまるようにしておき、次の洗い物のつけ置き用にします。
ちょうど桶と同じ容量7Lの排水がでました。
ピーピーッと音が鳴ったら終了です。
扉を開くと庫内はホカホカの熱々です。
しばらく扉を開けて放置して乾かしてから、収納します。
全部取り出してみました。
意外と見た目以上に入っていますね。(包丁は洗ってはダメだそうです)
スピーディで洗うことが多いせいか、つけ置きをサボると稀に汚れが残ることも。
洗い残しはささっと水で流します。
お皿はピカピカ、キュッキュッといい音がします。
手洗いのスポンジだと菌が気になりますが、食洗機は高温で洗浄するから衛生的ですね。
2つのモーターが回転して、少ない水で汚れを一気に洗います。
皿の汚れはここでキャッチされる仕組み。
つけ置きしてから食洗器に入れているので、汚れが少し溜まるくらい。
大きい調理器具も洗えますよ。
私の愛用しているごはん土鍋も。
ティファールの26センチフライパンも。
やかんに魚焼きグリルまで洗えます。
食洗器を買ってよかったことの1つが、手洗いでは落とし切れなかったがんこな汚れがきれいに落ちること。
高温で隅々まで洗浄してくれるので、やかんはいつでもピカピカ。
このように、小さい食洗機でも十分活躍してくれています。
食洗機を購入するにあたり、数多くのレビュー、クチコミ、ブログを読みましたが、皆さんおすすめしているのは大きいサイズばかり。
迷ったら大きいものを買え!小さいと後悔する!などなど。
もちろん大きいほうが便利だとは思いますが、小さい食洗機でも私の家事時間は大幅に軽減されましたよ。
取付け工事が無料でした
私が購入したのは、ビックカメラさん。
キャンペーン中だったので取付け工事費が無料でした。
取付スペースが狭食器洗い専用置台が必要かもしれないと言われていたけれど、ぎりぎり足がのったのでセーフ。
分岐水洗が備えつけだったのでラッキーでした。
電源コンセントから出るコードはプラス800円でカバーをつけました。
工事にかかった費用はこれだけ。
*通常、工事費は3000円〜かかるようです。(分岐水栓の有無、ショップにより価格は異なります。)
今回の食洗器取り付け工事は30分ほどでした。
コードが長すぎるので、少しだけ目隠し。
リビングから見たところ。
やはり圧迫感はありますが、1週間もたてば目が慣れます。笑
圧迫感を除けば、使用にまったく問題なし。
シンクも広々使えます。
電気代は?ランニングコストを計算してみた。
食洗機は1日3回使用しています。
(休日など洗い物が多いときは4回になることもあります。)
①朝食後
②昼食と夕食支度
③夕食後
やはり気になるのがランニングコストですよね。
食洗機を導入すると光熱費は上がるのでしょうか?
一般的に水道代は節約できると言われています。
確かに使った水量を見る限り、手洗いよりはるかに節水できてる気がします。
冬場はお湯を使うことも多いので、水道代に加えガス代の節約にもつながります。
手洗いでは発生しないのが電気料金。
電気代はどれくらいかかるのでしょう。
HPを参考に電気代を算出してみました。
▼Panasonicプチ食洗を使用した場合の電気料金
標準コース(洗い) 約11.2円
標準コース(洗い・乾燥) 約16.2円
水道代・ガス代を含めると実際は手洗いより大幅に節約できるみたい。
▼手洗い/プチ食洗標準コース(洗い・乾燥)の使用料金比較
私はいつもスピーディーコースを使っているので、
スピーディコース(洗いのみ)/手洗いとの使用料金の比較をしてみます。
洗浄時間が標準コースに比べて約半分なので、電気代も半分とざっくり試算しています。
▼プチ食洗(スピーディ+洗い)1回あたりの使用料金
洗剤 約2.5円
電気 約5.6円
水道(7L)約1.8円
__________
合計 約9.9円
▼手洗い1回あたりの使用料金
洗剤 約2.9円
ガス 約16.5円
水道 約10.3円
__________
合計 約29.7円
なんと、手洗いの約1/3になるとの試算になりました。
実際は使う水量や温度によって変動するかと思いますが…。
たまに手洗いをすると大量の水を使っているなと驚きます。
食洗機を利用することで、水道代の節約にはなっていると実感しています。
最後に
食洗機を導入してよかった点をまとめるとこうなりました。
- 手洗いより清潔で仕上がりがピカピカ
- 手荒れが減った
- 食後の大量の洗い物を見てもガッカリしない
- 家事が同時進行できる
- ボタンを押すだけなので夫でも簡単にできる
食後、洗い物はすぐ片付ける派でした。
つけ置き(洗い桶にためる)することに抵抗があったのですが、慣れてしまえば全く気になりません。
手洗いすることを先延ばしにするのが嫌だっただけかも。
食洗機を導入して全ての食器洗いから解放されたか?と聞かれたら答えはNOです。
入りきらなかった食器や大きい鍋など、手洗いすることはあります。
でも1から全て手洗いするのに比べたら、はるかに楽。
汚れた食器が山積みになっているのが何より嫌だったので、食後の憂うつから解放されました。
夫婦喧嘩もへりましたね。笑
使って半年になりますが、ないと困るというくらい活躍してくれています。
どちらか買うならルンバより食洗機、と教えてくれた友人に感謝。笑
以上、賃貸に住む専業主婦が据え置きタイプの食洗機を購入した話でした。
kakeito-okaimonoto.hatenablog.com
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