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摘発と被害数、過去最多 上半期

 警察庁は15日、今年上半期(1〜6月)の児童ポルノ事件で1023件(前年同期比23%増)、742人(同13%増)を摘発したと発表した。被害を受けた子ども781人(同103%増)とともに過去最多。児童ポルノの性的目的所持の摘発は17件だった。

 被害者が前年同期から大幅に増えたのは、計約280人の子どもが同時に被害に遭った浴場の盗撮事件3件が摘発されたことが影響している。被害の内訳では781人のうち「盗撮」が338人で最も多く、子どもに自身の体を撮影させてメールで送信させる「自画撮り」が239人、「児童買春など」が100人、「強姦(ごうかん)・強制わいせつ」が45人だった。

 自画撮り被害に遭った子ども239人のうち中学生は135人、高校生83人、小学生16人。画像の送信先は「面識のない者」が79%で、「友人知人」(13%)、「交際相手(元交際相手を含む)」(8%)を大きく上回った。「面識のない者」との交流のきっかけは96%がツイッターなどインターネットのコミュニティーサイトだった。【川上晃弘】

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