2016年9月15日03時00分
山形新幹線の庄内延伸を求めている「陸羽西線高速化促進市町村連絡協議会」は14日、会長の丸山至酒田市長ら4首長が庄内、最上地域の8県議を伴って県庁に吉村美栄子知事を訪ね、「山形新幹線の庄内延伸に特段の力添えをいただきたい」と要望した。吉村知事は即答は控えたが「庄内延伸は将来的な課題。内陸と庄内とがつながることを一緒に考えたい」と話した。
丸山市長は、庄内だけでなく最上地域の全首長も会員や協力会員として延伸を望んでいることを強調。延伸に関する費用対効果の調査を県があらためて実施し、「知事にはその結果を踏まえ(延伸の是非を)判断して欲しい」と求めた。
要望書は、陸羽西線の乗車数がこの30年で8割減少して存続の危機にあること、一方、庄内延伸が実現すれば県土一体化に加えて観光客の増加などが期待できることを挙げている。
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