脅威のカロリーを誇るみんな大好きペヤングやきそば。「焼きそば」を食べたい時と「カップ焼きそば」を食べたい時は違う。
そうまさにこれ「カップ焼きそば現象」
このネタ分かる人がいたら嬉しい。懐かしい。
9月も気づいたら中旬。
早すぎるぜ。怖いぜ。
この時期から秋終わりにかけて病院にはある集団がやってくる。
それは実習生だ。
国家試験受験資格を取る為には決して避けては通れない関門。病院実習。
これがまぁー憂鬱なのだ。
ただでさえ慣れない環境に行って活動するのもストレスなのに。意地悪な指導者に当たってしまった学生を見るだけでも両手を合わせたくなる。
学生
「今日は1日よろしくお願いします!」
スタッフ
「・・・・・・。」
結構色んな場所を見てきたがシカトしているところは割と多い。シカトはしなくてもこっちを見向きもせず「はい、よろしくー」みたいなパターンもある。
どちらにせよ、人としてどうよ?と思ってきたので自分は何が何でも絶対返すが。当たり前か。
ただでさえ仕事が忙しいのにそれに加えて学生の指導も入るとなると中々酷な時がある。
そのため基本的にキャパの無い新人スタッフには学生指導の役は回ってこない。つまりは中堅、もっと上のスタッフと同行するパターンが出てくる。
同じ職場の人間でもやりにくいと感じるレベルの人だった場合、学生の気まずさはマックスと言っても過言ではないだろう。
こういうタイプに限って、学生に対して無駄な質問をするのだ。自分の知識をひけらかす様に学生へ質問する。
「この手術で使った麻酔が神経のどこに作用してどういった悪影響があるか分かる?調べた?調べたならまとめたの見せて」
学生「そこまで深くわかっていません。。」
「そんな知識で患者さんの元に行こうとしてるなんて甘すぎる。今日はもう帰っていいわ」
吐き捨てる様に言って去る指導者。
ナースステーションに取り残された学生。
誰かが助けてくれる訳でもなくただ立ち尽くして泣いている。
こんな感じのことが割と日常茶飯事で起こりうる。
そもそも指導者に指導する能力が足りてないことが往々にあり得る話なのだが、年功序列制が根強く残る大学病院は能力が無くても経験年数さえあればある程度上に立てる。
そもそも学生相手に知識を引けらかす輩は大して知識はない。突けば突くほどボロが出る。普段威張れない分、鬱憤がたまっている分、学生に当たるのだ。
そして、休憩室では他のスタッフに武勇伝の様に語る。
「私、今日学生泣かせてやったんだよね〜全然勉強してないからさ〜」
こういう風に無駄に厳しい人に当たると残念な結果になる。実習がトラウマになって単位を取れない子が一定数必ず出てくる。
その子に能力がないなら諦めも付くだろうが、実習を受け入れている側に問題があるパターンはなんとも可哀相である。
「あの時、大変だったから今がある」
と言う人は割といるが、大変だった理由が僻み妬みといったネガティヴな感情が生み出したものであったら意味合いは少し変わってくると思う。
さらに、大して大変でもなかったことを美化しているパターンはタチが悪い。
「私の時はもっと大変だったんだから!あなたはもっと頑張りなさいよ!」
この発言は指導する側に立つ者として最低レベルの発言だと思う。まるで相手の立場を見ていない。
昔の話を今されても困るのだ。
そんなこと言われても
「へ〜そうなんですか、お疲れ様です」
としか言えない。
だってそうだろう?
「今」は「昔」ではない。
比較することにまるで意味はない。
大切なのはこの環境でどの様に育ててあげられるか、経験を積ませてあげられるか、なのだ。
こんな当たり前のことも分かっていないヤツが上に立っていることがあるので腹ただしい限りだ。
少し実習生の話から脱線した。
この話を、もう少し続けて書いてみようと思う。
もうちょっとだけ続くんじゃ。
ではでは:)