民進代表選 きょう新代表選出

民進代表選 きょう新代表選出
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民進党の代表選挙は、15日開かれる臨時党大会で、国会議員らによる投票が行われ、新しい代表が選出されます。蓮舫代表代行の陣営が、1回目の投票で過半数のポイントを得て当選を決めたいとしているのに対し、前原・元外務大臣と玉木国会対策副委員長の陣営は、決選投票に持ち込むことを目指して、支持の上積みを図ることにしています。
今月2日に告示された民進党の代表選挙は、蓮舫代表代行、前原・元外務大臣、玉木国会対策副委員長の3人が立候補して、党勢の回復をどう図るのかや、次の衆議院選挙に向けた共産党などとの野党連携のあり方などを争点に、選挙戦を繰り広げてきました。

代表選挙は、147人の国会議員が1人2ポイントで294ポイント、国政選挙の公認候補予定者118人が1人1ポイントで118ポイント、およそ1600人の地方議員が全体で206ポイント、23万5000人余りの党員・サポーターが全体で231ポイントの、合わせて849ポイントで争われます。

このうち、地方議員と党員・サポーターのいわゆる「地方票」は、13日郵送による投票が締め切られ、15日午前2時半から、臨時党大会が開かれる東京都内のホテルで開票作業が始まりました。
午後開かれる臨時党大会では、「地方票」の結果が報告された後、国会議員と国政選挙の公認候補予定者が投票し、全体のポイントの過半数を獲得した候補者が新しい代表に選出されます。

過半数を得る候補者がいない場合、上位2人を対象に国会議員らによる決選投票が行われますが、蓮舫代表代行が、国会議員だけでなく、地方議員や党員・サポーターなどからも幅広く支持を集めて、過半数をうかがう情勢となっていて、陣営では、1回目の投票で当選を決めたいとしています。
一方、前原・元外務大臣と玉木国会対策副委員長の陣営は、決選投票に持ち込むことを目指して国会議員らの投票ギリギリまで働きかけを続け、支持の上積みを図ることにしています。