「参院選結果に違和感」

河野元衆院議長

画像金沢市で講演する河野洋平元衆院議長=14日 河野洋平元衆院議長は14日、金沢市で講演し、自民党が勝利した7月の参院選に関し「結果には違和感がある。政治と民意がうまくかみ合っていない」と述べた。

 河野氏は、多くの市民や学者が国会の内外で安全保障関連法反対の運動を展開したことに触れ「各党の公約の大見出しは景気対策で、(安保関連法反対の)エネルギーが拡散してしまった」と指摘した。

 同時に「自民党内で議論が少なくなり、リーダーのカラーが濃い政策に反対の声が出ない」と批判した。

 5回目の核実験を強行した北朝鮮について、問題解決には日本が中国、韓国と関係改善し、連携を強化する必要があるとの認識を示した。

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