京都・山城に北陸新幹線を 12市町村長ら、誘致同盟会を設立
北陸新幹線を京都府の山城地域に通すことを目指す「北陸新幹線京都府南部ルート誘致促進同盟会」が13日設立された。城陽市内で同日開かれた設立総会には山城地域の12市町村長ら約60人が出席し、南部ルートの実現や山城地域での駅の設置などを要望する設立趣意書案を承認した。
北陸新幹線の未着工区間(敦賀―新大阪)のルートを検討する与党委員会が4月、京都駅から関西文化学術研究都市付近を経由する「南回り」も調査対象とするよう国土交通省に求めた。地元でも機運を高めようと、京都経済同友会が設立を呼び掛けた。
同盟会には、山城地域の12市町村や商工団体、観光協会などが参加。総会では、会長に選ばれた木村要・精華町長が「整備新幹線は山城地域にとって千載一遇のチャンス。12市町村一丸となって取り組みたい」と話した。
【 2016年09月13日 21時30分 】