じゃらんnet>じゃらんニュースTOPページ>関東>【東京】ラーメンは過大評価、と言う人へ~ミカ先輩が「砂田」へ潜入~
東京のラーメン競争は熾烈だ。何千何万の客層に対し、各々の店が一食を勝ち取るべくしのぎを削っている。
しかし、そんな強烈な自己主張が地方出身の私には重く感じることもある…
<登場人物>
(ミカ先輩)
友達がおらず自炊もしないため一人で外食する機会が多いOL。
(ドリル岩井)
全身をドリルに改造したが掘りすぎて行方不明になってしまった。さようなら岩井。
信じられないことに、ラーメンが好きじゃない人もいる
チェーン店の「済ませた感」は年齢を重ねるごとに肥大する…
半めしが普通の茶碗山盛りくらいだった。「半」とは…
なんでもいいから食えという気概を感じると故郷を感じるのは私だけではあるまい
生っぽい唐辛子みたいなやつめっちゃ良かった…何だろうあれ…(生の唐辛子?)
ゴミの汁はくさい
というわけで、私はラーメンは過大評価だという声には反対だ。でも気持ちは分かる。
私はギョーザとつけ麺の美味さがわからないので、その人にとってのラーメンがそれだったのなら仕方ないかもしれないと思う。
でも百歩譲って、味の好き嫌いは置いておくとして、つけ麺屋で三味線の音楽がかかってるのは意味がわからないと思う。だって、三味線とつけ麺は関係ないし。
つけ麺屋に行くとわりと高確率でJPOPを三味線でアレンジした曲がかかってるけど、くどいようだけど三味線とつけ麺はそもそも関係ないし、つけ麺に三味線ほどの歴史もない。
三味線のBGMごときで「伝統・歴史感」を醸し出そうとしているのだとしたら虚しいと思う。
ラーメン屋はそんなことをしない。虚飾なくとも成立した食べ物だからだ。
いやまあ、しているところもあるんだけど…
(201609XX ミカ)
※この記事は2016年9月時点での情報です
「オモコロ」、「トゥギャッチ」などで連載しているイラストレーター・ライター。人の悪口ばかり言っているので年々孤立している。