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 高尾山(東京都八王子市)を登るケーブルカーの「高尾山駅」(標高472メートル)の駅舎屋根裏に、ムササビがすみ着いている。桜美林大教授の佐藤考一さん(56)が1日明け方に、穴から顔を出す姿を撮った。

 佐藤さんは野生動物の撮影が趣味。8月31日夜から9月1日朝にかけて、コンパクトカメラを片手に高尾山を歩き、動物の写真を撮っていた。

 1日午前5時ごろ、駅の屋根に開いた穴からムササビが顔を出しているところを見つけた。「暗かったが、驚かさないようフラッシュを使わず、5メートルほど離れたところからそっと撮った」という。穴の中から3匹が代わる代わる顔を出すのも目撃した。「家族かもしれない。小さな子どもの姿も見た」という。

 都高尾ビジターセンターによると、この場所では以前から、たびたびムササビが目撃されているという。「巣作りをしている場合もあり、音や光が悪い影響を与えることもある。見つけたら、そっと観察してほしい」と話している。