| うさ耳イシトの蛇骨館潜入記 ライト 〜Sexual Harassment〜 |
| 私はパレポリ軍特殊部隊「黒き風」隊長イシト。「凍てついた炎」の存在を探るため、エルニドに派遣された。蛇骨館潜入のため、うさ耳バンドを装備した蛇骨館のメイドになって一週間になる。 何故、隊長の私が、うさ耳メイドに身をやつさなければならないのか?答えは簡単だ。メイドの面接でうさ耳メイドの衣装を着せられた結果、部下の全員が落とされたからだ。残ったのは私だけだったというわけだ。だが、メイドのいいところは、蛇骨大佐の部屋でも、四天王の部屋でも、令嬢リデルの部屋でも、どこに出入りしても怪しまれないことだ。これも任務のため。堪え忍ぶのみである…。 |
| コンコン。アカシア龍騎士団四天王のカーシュの部屋を誰かがノックした。 「入れ。」 カーシュは壁際にある机に向かって、何か書き物をしており、書類から目も上げずに返事をした。 「失礼します。お茶をお持ちしました。」 入ってきたのはうさ耳のメイド、イシトだった。カーシュはチラリとイシトを見たが、また、すぐに書類に眼を落とした。イシトは部屋の中ほどにあるテーブルにティーポットとカップの載ったトレーを置いて、カップにお茶を注いだ。イシトはお茶の入ったカップを持って、カーシュの方へ運んだ。なんの書類を書いているのか。情報を得るチャンスである。 「こちらに置いてよろしいですか?」 慣れないイシトは、お茶をこぼさないように注意を払いつつ、机上の書類に目を走らせた。だが、カーシュの服の袖が邪魔で、丁度文字が書かれている辺りが見えない。イシトは、立ち去りがたく、なんとか少しでも見えないかと、つい、もう一度机上を覗き込んだ。 「まだ、何かあるのか?カップはあとでさげに来い。」 カーシュは、机のそばから離れずに立っているこのメイドに、改めて目をやった。イシトは精一杯の愛想笑いを浮かべた。 「あ、いえ、あの…何を熱心に書いていらっしゃるのかと…。」 カーシュはあっさりと言った。 「報告書だ。」 それはわかっている。なんの報告書なのかを知りたいのだ。イシトは顔には出さずに、歯がみした。 「カーシュ様は勇壮でいらっしゃるから、書き物などなさらないのかと思っておりました。」 イシトは相変わらず笑顔を作りながら言った。カーシュが、ジッとイシトを見た。イシトは、怪しまれたかと、内心焦った。だが、カーシュは突然ニヤリと笑って手を伸ばし、イシトのお尻を撫でた。 「な、何をする!…するんですかっ…!」 イシトは真っ赤になって、慌てて数歩後じさった。カーシュはそんなイシトの反応にはお構いなしに、ニヤニヤして言った。 「いやぁ、あんまりうさ耳が似合ってるからよ、ホントにしっぽもついてんじゃねぇかと思って。」 「そんなわけ、無いじゃありませんかっ。」 イシトはまだ顔を赤くしたままカーシュを睨みつつ、自分のお尻に、かばうように手を当てた。 「おまえだな?噂の新入りって。」 カーシュがイスに腰掛けたまま、腕組みしてニヤニヤした。 「なんですか、噂って?」 イシトは少し心配になった。何か、噂になるようなへまをしたろうか?しっぽを捕まれるような事はしていないはずだが…。 「今度の新入りのうさ耳メイドは、かなりの上物だってさ。」 「はっ?」 イシトはぽかんと口を開けた。カーシュは、さも可笑しそうにクスクス笑いながら立ち上がってイシトに近付いた。 「つまり、みんなおまえを狙ってるって事さ。」 カーシュはそう言いながら、左手でイシトの肩を掴んだ。イシトには、まだよく意味が掴めなかった。だが、カーシュの右手がイシトの顎を掴み、顔を寄せてくると、イシトにもやっと意味が解った。イシトはカーシュの手を払いのけ、逃れようとした。だが、カーシュの左手が、イシトの腕をしっかりと掴んだ。 「いいのかなぁ…。こんな事、言いたかねぇが、このご時世、ここを首になったら…困るんじゃないのか…?」 カーシュがニヤニヤしている。イシトは言葉に詰まった。逆らって首になったら、任務が果たせない。イシトはグッと唇を噛みしめた。カーシュが、そんなイシトを抱き寄せる。 「そんな怖い顔すんなって。美人が台無しだぜ。…悪いようにはしねぇ。俺のもんになったら、他のヤツには手出しさせねぇよ。」 カーシュはイシトの細い顎を掴み、その顔を上向かせた。ゆっくりと顔が寄せられる。唇が触れる…。イシトは、全身を強張らせた。道理で、ここのメイドは長く続かないって聞いたわけだ。こういう事だったのか。だが、自分はやめるわけにはいかない。任務がある。耐えるしかない。耐えるしか…。イシトは屈辱感に苛まれながらカーシュのなすがままとなった。任務のためだ。任務の。自分に言い聞かせる言葉が虚しかった。 |
| とぅびーこんてぃにゅー、かも知れない(笑)。 |
| とりあえずの言い訳 セクハラよー!セクハラッ! ところで、題名にあるように、これは「ライト」バージョンです。ということは、当然「ハード」バージョンもあるわけで・・・。実は最初に思いついたネタはハードの方で、いくらなんでもなぁ・・・と思って、この「ライト」を書きました。このサイトのどこかに、リンクされているのですが・・・。見つからないけど、どうしても読みたい!と思われた方は、メールでお問い合わせ下さい。隠し場所をお教えいたします(笑)。(/。\)イヤン!ハズカシイ |
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