デビュー28年目の田中要次、ダークヒーローで映画初主演!
2016年9月14日6時0分 スポーツ報知
俳優の田中要次(53)が、映画「蠱毒(こどく) ミートボールマシン」(来年公開予定、西村喜廣監督)でデビュー28年目にして初めて映画主演することが13日、分かった。
演じるのは、仕事もプライベートもさえない50歳の中年男。がんに侵され余命幾ばくもないが、ひそかに思いを寄せる女性(百合沙)を守るために奮起。人間の頭に寄生し、体を乗っ取る謎の生命体「ユニット」と戦う。男も寄生されるが、最終形態にならず、人格は残ったまま。醜い姿になりながらも、ダークヒーローとして愛する人のために身をささげる。
田中は、フジ系人気ドラマ「HERO」(木村拓哉主演)で「あるよ!」が決めゼリフのマスター役で脚光を浴びた名脇役だ。「この年で主役が回って来ると思っていなかった…。驚きと、僕でいいのかという気持ち。『僕を主役で撮りたい』と思っている方がいるのはうれしいし、チャンスを逃したくなかった」と感謝。「『HERO』のマスターも、実はヒーローだったというスピンオフの話を、スタッフに提案したことがあったんです。それを、かなえてもらったように感じた。スタイルは違うけど、新しいヒーロー、珍しいヒーローの誕生です」と喜びを爆発させた。映画「シン・ゴジラ」で特殊造形プロデューサーを務めた西村監督は「田中さんが本当のヒーローになる映画」と気合を入れた。
◆田中 要次(たなか・ようじ)1963年8月8日、長野県出身。53歳。82年国鉄に就職。87年国鉄民営化でJR東海社員に。89年、佐木伸誘の音楽ビデオ「SEEK AND FIND」に初出演。90年脱サラして上京、竹中直人監督「無能の人」に照明助手として参加。録音助手、付き人をしながらスタッフ兼業で映画を学ぶ。98年独立。身長178センチ。血液型A。