§1 はじめに

 1−1 ゲームの目的と勝利条件

幻想郷夢紀行におけるプレイヤーの目的は、
幻想郷への旅行ゲームに巻き込まれた外の人間として、
いち早く10の思い出を創りあげることである。

これは、自身の旅路10枚のカードを並べ、
それら全てに移動を行い表向きにすることで達成することができる。

また、このゲームにおいて、プレイヤーの手札は体力を意味しているため、
手札0枚となったプレイヤーは気絶して脱落することとなる。
他にも、移動を合計で3回パスしてしまっても気絶となる。
プレイヤーはこうして自分以外の全員を
気絶させることによっても、勝利することができる。

厳密に定義すると、このゲームの勝利条件は以下のふたつになる。

@)10枚目の移動時に解決される効果が終了した時点で、
 旅路に表向きのカードが10枚以上あり、自身の手札が0枚でない。
A)自身以外のプレイヤー全てが気絶している。
B)何らかの効果が解決され、あなたの旅路に表向きのカードが
 10枚以上置かれた瞬間。


(なお、気絶してもゲームから脱落しない追加ルールが存在している。
そのルールは推奨ルールであるので、ゲームを数回回してみたら、
導入してみることを強くオススメする。
また、その追加ルールを使用しない際は【Lunatic】はゲームに使用しない。
予め【Lunatic】を山札から抜いておくこと)

1−2 テーブルの配置

このゲームのテーブル配置は下図のようになる。


@:自身の場
自身の旅路が存在し、また自身の仲間呪品などを置く領域でもある。
各プレイヤーは自分の場を自身の目の前に持つ。

従って、図の自身の場として囲まれた部分は、
ゲーム中はプレイヤーの人数分存在することになる。

A:自身の旅路
自身がこれから移動する旅先を置いたり、
巻き込まれる可能性のある騒動を置かれたりする場所である。

まだ移動していないカードは裏向きに、
すでに移動し終ったカードは表向きにしてここに置かれることになる。

B:自身の仲間
自身が仲間にしたキャラクターカードを置く場所である。
キャラクターカードは3人まで仲間にすることができ、
それぞれ独自の能力で旅をサポートすることができる。





C幻想と山札
これは全プレイヤー共通で一つしか存在しない。
幻想はいわゆる捨て札置き場で、
捨て札にされたカードや使用済みとなったカードを
そこに表向きにして置くことになる。

山札は名前の通り山札であり、
カードを引くときなどに使用される。

D登場しているキャラ
これは全プレイヤー共通で一つしか存在しない。
登場しているが、まだ誰の仲間にもなっていない
キャラクターカード
はここに置かれる。

プレイヤーはここにいるキャラクターカードを
特定の条件を満たすことで仲間にすることができる。

また、ここには常に3人のキャラクターカードが存在する。
従って、誰かが仲間にするなどして人数が減った場合は、
人妖の山から即座に次のキャラが登場し補充される


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