あとがき
この話が友人から来たのは確か1月6日の金曜日だった。
早くても明日、遅くても一週間後には持ってきて欲しいと言われた。
完成したのは1月30日5時10分だった。
ごめんなさいの一言しかない。
それともう一つ。
私は白状しますが、パソコン持ってません。
ですから、原作の『ぼーん・ふりーくす!』やったことありません。
それなのに二次作品を作ってしまいました。
『ぼーん・ふりーくす!』のファンの皆様、ライアーソフトの皆様ごめんなさい。
それなのに、友人から今回の企画を聞いて、楽しそーだな、参加したいなーと思って参加してしまいました。
一応、電伏姫は毎号買っていたので、2005年の8月号から12月号に載っている『ぼーん・ふりーくす!』の連載特集記事を呼んである程度作品をしることができました。
しかしそれでもセルとかにしるのキャラをあまり掴めませんでした。前編に至っては、確実にセルのキャラを間違えて書いてしまったと思います。
オリジナルのキャラもあまりキャラが立ってなかったと思います。力不足です。時間不足で推敲できなかったら、出来が悪くて申し訳ありません。……この頃
精神的スランプであまり書いていなかったから、今回ので準備運動をして、オリジナルを書いて小説大賞に出してデビューしてパソコン買って、『ぼーん・ふ
りーくす!』買って、同人書いて今回の埋め合わせをしたいと思います。えっ、そんなに都合よくいかないって?ごもっともです、はい。ですがこの作品を書い
た勢いを利用して今まで以上に異状にがんばります、はい。
後、参加してみたから言わせてもらいますが、去年の2005年の10月までに行なわれたウサシル、モーシル、ネコシル、かにしるの競争で、かにしるが勝ったのは天命だと思います。
ウサシル、モーシル、ネコシルにはヒーロー物は難しいと思います。
別にあの企画ではヒーロー物にこだわることはないと思いますが、ヒーロー物の要素を潜在的に持つかにしるは無敵なのです。
ネコシルは猫の霊的に敏感だという要素を活かして猫耳巫女物を作れるかもしれません。ウサシルは敏捷なウサギの要素を活かして、格闘娘物を作れるかも知
れません。しかしモーシルに限っては、白羊宮から登ってきた者に対して、居合いの腕を抜かしてみろとか角を折ったら負けを認めてやろうとしか思いつけませ
ん。
それらに比べかにしるは、カニの生態を活かして、相手に応じて脱皮したりと、ヒーロー物の王道を歩いていけるのです。
僕もかにしるを見習い、一人前の自立した男へと脱皮したいと思います。
東洋之 合成獣