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どんなに可愛がっている車でも、例えばライフスタイルや環境の変化、病気やケガによる入院など一定期間車を運転しない、離れなければならないような状況が発生する可能性はあります。
ですが車というのは、駆動し続ける前提で製造されたものです。
ということで、どうやって車を保管しておいたらいい?何に注意して保管すればいい?という話。
当然、車に一定期間乗ることがない場合には、適切な保管が必要です。
●放置期間1ヶ月以上
→バッテリーがおかしくなる可能性がある
●放置期間3ヶ月以上
→エンジンオイル、タイヤが傷み始める
●放置期間1年以上
→車の要であるエンジン内部にまで影響が出てくる
まあ、家族や友人に頼んで、定期的にエンジンをかけてもらうみたいなこともできるのでしょうが、ハッキリ言って、そこまで小手先で対応するなら、ちゃんと保管しろっちゅう話になってきますよね。
そして仮にバッテリーに異変が起きて、交換するとしたら、バッテリー本体19,000円+技術料1,500円の、合計20,500円(経験上)くらいはザラにかかってくるので、少しもったいないですね。
バッテリーに関しては、純正品に替えなければ、故障の原因にもなるうえ、ナビのデータが飛んでしまうようなこともあります。
さらにエンジンを交換するとなると、もっと高額で、車種にもよりますがエンジン代と工賃合わせて最低でも30万円ほどはかかるでしょう。
まず車の保管は屋内が鉄則で、長期間屋外に置いておくと、車体が色褪せて傷みやすくなります。
駐車スペースが屋外という場合は、カバーは必ずかけてあげましょう。
では、自宅保管のポイントを見ていきます。
■洗車をしてボディーカバーをかける
不在の間に台風がやってくるかもしれませんし、近所の少年少女が硬めのボールをぶつけてしまうかもしれません。ある程度、ボディが傷つく覚悟は必要ですが、予防は確実に。
■バッテリーのプラス端子とマイナス端子は両方外す
時計やラジオなどのオート機能の設定はリセットされてしまいますが、発火事故を防ぐためにも、バッテリー端子は外しましょう。数ヶ月程度の保管であればマイナス端子のみ外しておけば大丈夫です。なお、端子を外しておいても、車自ら勝手に放電してしまうので、保管から戻した時に交換しないといけない可能性もあります。
■ガソリンは満タンにしておく
満タンにするとガソリンの水分によって内部が錆びることもありますが、逆にカラカラにしてしまうと、結露によってタンクが傷んでしまったり、燃料ポンプの劣化が起きる可能性があるので、保管が1年程度までの場合は、なるべくガソリンは満タンにしておくのがオススメです。また、ラジエーターやエンジンのウォータージャケット内を錆びにくくするために、不凍液は濃い目にしておきましょう。
■サイドブレーキはかけない
定着して戻らなくなる可能性があります。
例えば、車にカバーをかけて屋外に置いておくと、空気孔を通じて湿気が入り込み、車内がカビだらけになってしまうこともあります。
いくら事前に湿気対策を施しても、時折は確認しないと安心できません。
そういう意味では、業者の専門保管サービスを頼んでしまうのが、手っ取り早く安心です。
ちなみに、筆者が過去に相談した業者では、屋内保管で月額50,000円、年間で600,000万円でした。
駐車場料金も不要で、普通に維持するのとさほど変わらない金額感なので、一考の価値はあると思った次第です。
なお、単純保管に加えて、エンジン始動、試運転確認、洗車、インターネット画像閲覧などのオプションが追加できるところもあり、自分が希望するプランを組み立てることができます。
本当のところ、愛車を誰かとシェアするなど気持ちのいいことではないはずですが、時代の流れもありつつ、何よりも車のためでもあるのです。
車を保管する際の最大の心配事は、動かさないことによる劣化と故障です。
それならば、いっそのこと個人で車を貸し出すという方法が効果的です。
誰かが車を必要な時に、車に乗って動かしてくれますし、サービス上の自動車保険も加入するので、何があっても基本的には安心です。
おまけに、車をシェアした分の身銭を手に入れることもできますので、関係者全員が割と喜ぶという、割と幸せな方法です。
しかも、自慢の愛車を保管しておいても誰の目にも触れませんが、街を走ってくれるだけで、半ば見せびらかすこともできますね。
ちなみに、シェアリングエコノミーは近年、様々なジャンルで浸透していて、車以外でも、家、駐車場、展示スペース、ファッションなど多岐に渡ります。
こちら趣旨とはズレますが、もう長期間乗らないのであれば、車を手離して、また新しい車に買い替えるというのも選択肢のひとつです。
というのも、長期間保管した車は故障する確率が高くなってくるので、中古車を買うよりも修理代の方が高くついてしまうなんてこともあり得ますから。
車の保管場所も大切ですが、長期間車に乗らないことが分かれば、まずは『一時抹消登録』を行うことを強くオススメします。
この手続きをしないと、乗ってもいない車の自動車税を請求されてしまいます。
また、一時抹消登録することで、自動車税と自賠責保険の一部還付を受けることができますので、個別に確認してみましょう。
登録するには、管轄の陸運支局に行って、以下の書類を提出します。
手数料は350円です。
※軽自動車は軽自動車検査協会で
◆申請書(所有者本人が直接申請する場合は実印を押印)
◆手数料納付書(自動車検査登録印紙を添付)
◆印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
◆自動車検査証
◆ナンバープレート
参照:自動車検査・登録ガイド │ 国土交通省
なお、『永久抹消登録』というのもありますが、これをやってしまうと文字通り、二度と公道を走ることができなくなりますので、ご注意を。
昔みたく車と愛し合うためには、一時抹消登録でよろしくお願いします。
保管期間が終わり愛車と再会した時、すこぶる舞い上がって、強めの圧でアクセを踏みこんで車を走らせようとする気持ちは分かるけど、長期間放っておいたから、疲れているかもしれないし、すごい怒っているかもしれないし、性格が若干変わっているかもしれないし、スペックが劣化しているかもしれない。
だから、冷静に点検して、掃除して、いろいろと微調整して、ゆっくり近所で慣らし運転をしながら、真新しい生活を始める姿勢の方が建設的。
みたいなことですよね。
ここらへんの温度感は、人間関係と同じかもしれませんね。
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