09月13日 19時42分
福山市と尾道市でマッサージ治療院を運営していた会社の社長が保険の適用に必要な医師の同意書を偽造するなどして施術の回数を水増しし、療養費およそ70万円を不正に受け取っていたとして詐欺などの疑いで逮捕され、警察は2年間にあわせて2400万円余りをだまし取った疑いがあるとみて調べています。
逮捕されたのは、福山市と尾道市でマッサージやあん摩の治療院を運営していた「MiyuuIn
Vestment」の社長藤原孝道容疑者(47)です。
警察によりますと藤原社長はおととしから去年にかけて、保険の適用に必要な医師の同意書を偽造するなどして施術の回数を水増しし、後期高齢者医療広域連合から支払われる療養費およそ70万円を不正に受け取ったとして詐欺などの疑いが持たれています。
警察の調べに対し藤原社長は容疑を認めているということです。
藤原社長は去年、利用者からの通報で不正が発覚しことし2月、福山市や広域連合から5年間、療養費を受け取れないようにする処分を受けています。
警察は去年7月までの2年間に同じ手口であわせて2400万円余りをだまし取った疑いがあるとみて調べています。
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