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【政界徒然草】民進党代表選を10倍楽しむ方法を教えます! 前原誠司氏の推薦人は小沢系がずらり 本命・蓮舫氏の発言が曖昧な理由は?

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【政界徒然草】
民進党代表選を10倍楽しむ方法を教えます! 前原誠司氏の推薦人は小沢系がずらり 本命・蓮舫氏の発言が曖昧な理由は?

民進党代表選の街頭演説で、聴衆に手を振る(左から)蓮舫代表代行、玉木雄一郎国対副委員長、前原誠司元外相=9月11日、東京・池袋 民進党代表選の街頭演説で、聴衆に手を振る(左から)蓮舫代表代行、玉木雄一郎国対副委員長、前原誠司元外相=9月11日、東京・池袋

 そんな玉木氏本人のキャラクターとは対照的に、玉木氏の推薦人名簿には選挙に弱い議員が目立つ。比例復活当選者が大多数を占める旧維新の党グループからは、なんと惜敗率ワースト4(横山博幸氏=39・67%、水戸将史氏=50・15%、木内孝胤氏=53・34%、初鹿明博氏=57・54%)が名を連ね、まさに“選りすぐり”の様相だ。告示のギリギリまで推薦人集めに奔走した窮状を物語る布陣といえる。

 きわめつけは菅直人元首相だろう。菅氏といえば、平成26年の衆院選で比例復活に救われて「最後の1議席」に滑り込み、首相経験者とは思えない薄氷の当選で失笑を買った。何より、旧民主党政権の負のイメージを一身に背負う菅氏が、「民進党は根っこから変わらなければならない」(玉木氏)と唱える候補を支える構図は皮肉というほかない。

 一方、国会議員票では前原、玉木両氏をリードしているとされる蓮舫氏は、登録上限の25人の推薦人を申請している。

 その顔ぶれも多彩だ。岡田氏から事実上の後継指名を受けていることに加え、推薦人名簿には、非主流派の細野豪志元環境相、旧民社党の高木義明副代表、旧社会党の赤松広隆前衆院副議長らの名も並び、支持基盤の厚さを印象づける。

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