民進党の蓮舫代表代行が台湾籍を残した状態だと認めたことを受け、岸本周平衆院議員ら党内の一部議員は13日、執行部として見解を明らかにするよう枝野幸男幹事長宛ての申し入れ書を提出した。「二重国籍」を否定してきた蓮舫氏が15日の代表選投開票を目前に、発言を修正したことに党内では批判がある。蓮舫氏が新代表に選出された場合の党運営について懸念する意見が出ている。
蓮舫氏は13日午後のフジテレビ番組で「高校2年生の時の記憶では、父親と一緒に取った手続きで台湾籍は抜けていると認識していた」と重ねて釈明。台湾籍の離脱手続きが完了すれば、問題はなくなるとの認識も示した。