「黒夢」「KUROYUME」など、ロックバンド・黒夢のものと見られる商標権4件が、東京国税局より公売オークション「Yahoo!官公庁オークション」に出品されています。商標権の所有者が税金などを滞納し、差し押さえにあったようです。
公売にかけられているのは以下の4件。
商標を使用する商品・役務には「レコード、インターネットを利用して受信し、及び保存することができる音楽ファイル、録画済みビデオディスク及びビデオテープ、インターネットを利用して受信し、及び保存することができる画像ファイル」や「音楽の演奏」などが指定されています。
特許情報プラットフォームによると4件はすべて、黒夢のボーカルである清春さんが設立した事務所・フルフェイスレコードが所有しています。黒夢や清春さんの所属事務所であるmid fieldに確認の電話をとったところ、「番号は現在使われておりません」の音声ガイダンス流れてつながりませんでした。
公売オークションへの参加は9月9日に締め切られており、入札期間は9月23日13時から26日13時まで。商標権「黒夢」の見積価額は20万円、公売保証金額は5万円に設定されています。
黒夢は1994年にシングル「for dear」でメジャーデビュー、人気絶頂のなか1999年に無期限活動休止を発表し、2009年に日本武道館での解散ライブをもって一度解散しました。2010年に再始動し、2014年1月にはアルバム「黒と影」をリリース、2015年3月まで最後のロングツアーと称して「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP」を開催しています。メンバーの清春さんとベース・人時さんはそれぞれソロとして現在も活動中です。
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