高畑裕太さん釈放、弁護士「異例」コメントの波紋 報道・会見とのギャップに疑問・困惑続々

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「示談、不起訴になれば、その後はノーコメントが普通」

   9月12日朝の「スッキリ!」(日本テレビ)では、菊地幸夫弁護士が

「示談が成立して不起訴になってしまえば、もうその後はノーコメントで、あとは粛々と釈放していただいて、しかるべきところに送り届ける。それで終わるのが普通」

などと、示談の後に、詳細なコメントが出たことの異例さを指摘。示談書には「示談内容は他言禁止」といった文言が盛り込まれるのが一般的だとした上で、

「示談内容については他言禁止だが、示談の内容についてはズバリとは言っていない。『示談金がいくらか』とかどういう条件とかではなく、『事件はこうでした』ということを言っている。もしかすると示談書からは外れるので可能と考えているのか、あるいは、こういうことを発表するということを含めて被害者の方の了解、OKを取って発表されているのか...、その辺はちょっと推測するしかない」

と、示談の内容にコメントを出すことがあらかじめ含まれていた可能性を指摘した。

   同日午後の「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)でも、萩谷麻衣子弁護士が

「今回のケースはマスコミにも非常に注目されているし、高畑さん側で何らかのコメントをせざるを得ないことを考えて、『コメントをしますよ』ということを前提に示談した可能性はあると思う。何の了解もなくこのコメントを出すとしたら、ちょっとえげつないな、という印象」

などと菊池弁護士と同様の見方を示した上で、

「性行為をいきなりしたということは、やっぱり被害を受けた女性が『無理矢理だった』と言えば、『いや、無理矢理じゃなかった』と言っても、そこに合理性があったというのは難しいかもしれない」

とも述べ、高畑さん側の「合意があるものと思っていた可能性が高い」という主張に疑問符をつけた。さらに、高畑さん側だけのコメントが出ていること自体についても、

「女性側の反論の機会がない。それでこれを出すというのは不可解というか、いかがなものか」

と批判した。

   実際、12日夕現在、女性側からの反応は一切ないため、今回の弁護士のコメントについての真相を確かめることは困難な状況だ。

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